【オンライン開催:12/2(月)-1/31(金)】
我が国は世界に類をみない速度で、超高齢社会に突入しています。また、平均寿命は男女ともに年々延伸し、令和元年度には男性81.41歳、女性87.45歳に達しました。その一方で、「日常生活に制限のない期間の平均」と定義される健康寿命は、令和元年度では男性72.68歳、女性75.38歳にとどまっており、平均寿命と健康寿命の差は男性8.73年、女性12.07年となっています。このまま有効な対策を講じなければ、この差が拡大していくことになり、今後は介護給付金等の社会保障費がますます膨らむことが予想されます。今後の日本社会では生活習慣病などの慢性疾患予防と健康増進、介護予防などにより平均寿命と健康寿命の差を短縮することが重要であり、このことが生活の質の低下を防ぐとともに社会保障負担の軽減につながります。本研究所では総合大学の強みを生かし、健康寿命延伸のために必要な健康増進や高齢期におけるケアプランの強化を中心に調査・研究を進め、研究成果を発信していきます。
ライフイノベーション研究所長
宮越 雄一
(東洋大学 健康スポーツ科学部 栄養科学科 教授)
ライフイノベーション研究所2024年シンポジウム「女性の健康維持・増進」
■日時
2024年12月2日(月) ~ 2025年1月31日(金) オンライン開催
■講演内容
「環境保健と性差の観点から女性の健康研究を」
吉田 吏江 (翠会ヘルスケアグループ精神医学研究所 研究員)
「夢紡ぐ子育て支援、妊娠期から切れ目ない支援」
~わこう産前・産後ケアセンターの取り組みについて~
伊東 優子 (一般社団法人わこう産前・産後ケアセンター 代表理事(助産師・公認心理師)
■チラシ
詳細は、下のチラシ画像をクリックしてください。
(画像をクリックするとPDFが表示されます)
■動画配信期間
2024年12月2日(月) ~ 2025年1月31日(金)
・講演者に対するご質問は、miyakoshi@toyo.jpにて2025年1月31日(金)まで受付いたします。
後日、講演者に回答をいただき、質問者に返信いたします。