研究科長メッセージ
研究活動の中で課題解決能力を育み
「転換点」に柔軟に対応できる人物へ
今から20年、30年後に、皆さんを取り巻く社会がどうなっているか、全く想像できません。少なくとも皆さんの就職する会社、手がける仕事が、そのまま残っているとは思わないで下さい。それならどうしたら良いでしょうか。皆さんには、他から頼られる人、「なんか問題が起こっているんだけど、あいつに任せておけばなんとかなる」と言われるような人になって頂きたいと考えています。
工学的な言葉に言い換えると、これは課題解決能力を備えた人、と言うことです。具体的には、「問題となっている課題を正しく認識し、解決に至る手段を探索・考案し、課題に対する答え導き出す」と言う能力です。課題解決能力を備えた人は、製品が代わる、産業が代わる、あるいは社会が代わるといった転換点にも、柔軟に対応できると思います。
大学院では、研究生活、論文をまとめる課程で、このような課題解決能力のトレーニングを行います。是非大学院に進学して、変化に柔軟に対応できる力を、身につけて下さい。
PROFILE プロフィール
所属:理工学研究科 機能システム専攻 教授/博士(工学)
専門分野:
知能機械学