Faculty of Health and Sports Sciences 健康スポーツ科学部 赤羽台キャンパス

日本が抱える難題に、
健康・スポーツで光を

少子高齢化による人口減少社会を迎えた日本は、働き手不足や老々介護といった深刻な社会問題を抱えています。心身ともに健康で高いQOL(生活の質)を維持することは、日本社会が直面する課題を解決に導き、次世代のための輝かしい未来をつくる一助となるでしょう。

健康やスポーツ、食や栄養について科学の観点からアプローチする本学部では、最先端の研究内容に触れることで、専門的な知識と技術を身に着けることができます。さらに、社会や文化の側面についても学習して、倫理観やグローバル感覚を習得。スポーツ活動・健康づくりをあらゆる面で支えるスペシャリストが、ここから誕生します。

Philosophy

健康スポーツ科学部で
「哲学すること」を学ぶ

東洋大学では、先入観や偏見に捉われず物事の本質に迫り、自分の問題として考え、他者のために考える姿勢を身に着けることを大切にしています。歩みを止めず、ともに考え続ける本学の学生にクローズアップし、「『哲学すること』とはどういうことなのか」を紐解きます。

About

さまざまな専門領域と連携を図り、
健康やスポーツ、食や栄養の新たな可能性を創造

健康スポーツ科学部では、健康やスポーツ、食や栄養の専門知識を学び、人々のQOLに寄与する人材を育成します。最新の知識と技術、倫理観、グローバル感覚、問題発見解決力、実践力を身に着けた学生を輩出し、さまざまな専門領域と積極的に連携して健康スポーツ科学分野の多様性と可能性を創造します。

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的
1.人材の養成に関する目的
少子高齢・人口減少社会を背景とした日本の抱えるさまざまな課題やその先の新たな社会を見据え、グローバルな視点をもち、多様性を理解し、あらゆる人々のスポーツや健康づくりを健康スポーツ科学の観点から総合的に支援し、広く社会に貢献できる人材を育成することを目的とする。
2.学生に修得させるべき能力等の教育目標

最新の健康スポーツ科学を深く学習することにより、人々のスポーツや健康づくりを支援するための高度な専門的知識と技術を修得させる。さらには高度な倫理観を身につけ、自ら判断し自主的かつ主体的に問題を解決できるとともに、グローバルな感覚をもつ実践者として活躍できる専門人材を輩出するため、以下の能力を身につけることを教育目標とする。

  1. 倫理観をもち他者と協調しながら主体的に課題解決をしようとする能力
  2. 多様性を理解しさまざまにコミュニケーションできる能力
  3. 課題発見と解決に至るまでのプロセスを提示し実践できる能力
  4. 専門的知識や技術を備え、実践と評価を繰り返しながら実社会で活躍できる能力
  5. 健康やスポーツ、食や栄養の新たな可能性や発展性を創造し発信できる能力
3.その他の教育研究上の目的
さまざまな専門領域と積極的に連携を図り、学部学科内外の横断的な教育研究を展開することにより、健康やスポーツ、食や栄養の多様性と可能性の創造を目指す。また、教育研究活動から得た知見を広く地域社会に還元することにより、健康やスポーツ、栄養領域発展への貢献を目指すとともに、教育研究の高度化によって多くの活躍人材の輩出を目指す。
ディプロマ・ポリシー

健康スポーツ科学部の教育目標に基づき教育課程に定められた科目を修得し、本規程に定める卒業要件を満たした以下の能力を備えた学生に対して、卒業を認定し学位を授与する。

  1. 倫理観をもち他者と協調しながら主体的に課題解決をしようとする能力
  2. 多様性を理解しさまざまにコミュニケーションできる能力
  3. 課題発見と解決に至るまでのプロセスを提示し実践できる能力
  4. 専門的知識や技術を備え、実践と評価を繰り返しながら実社会で活躍できる能力
  5. 健康やスポーツの新たな可能性や発展性を創造し発信できる能力
カリキュラム・ポリシー

健康スポーツ科学部の教育目標に基づき、4年間を通して以下の教育課程を編成する。

  1. 基礎的な学力と豊かな教養を身につけるための基盤教育科目を配置する。
  2. キャリア形成や社会人基礎力を修得するための科目を専門教育科目にも配置する。
  3. 学部共通の専門科目を配置し必修科目を設定することで、学部の教育内容を明解にする。
  4. 各学科の特色を生かしたユニット体制を形成することで、学生の支援体制を明確にする。
  5. 実社会への適応力を養うため、諸資格取得に対応した教育課程編成や実践科目の配置を行う。
  6. 学生の自立性や創造性を養うため、問題解決型授業を配置する。
  7. 俯瞰的な視野と応用可能な知識を養うため、親和性のある幅広い分野の専門科目を配置する。
  8. 多文化を理解しグローバルに活躍するための科目を配置する。
  9. スポーツ科学と栄養科学を併せもつ学部の特性を活かし、学科間で横断可能な科目を配置する。
  10. 社会の変化への適応と柔軟な学生支援を実現するため、多様な学習方法を提供する。
アドミッションポリシー

健康スポーツ科学部の人材の養成に関する目的や教育目標に基づき、以下のような意欲と能力を備えた人物を受け入れる。

  1. 健康スポーツ科学に関心をもちスポーツや栄養を通じて人々の健康に寄与する意欲がある。
  2. 倫理観を備え、他者と協働して取り組む姿勢やコミュニケーション力がある。
  3. 問題意識や目的をもち自ら積極的に学ぼうとする意欲がある。
  4. 健康スポーツ科学部で学ぶために必要な基礎的学力を有する。