About Toyo University 東洋大学のシンボル
校章
本学の校章は、1893(明治26)年に前身である私立哲学館が定めた制帽の図案(八咫鏡)にならい、「知の徳」を象徴する本学唯一の正式な学章として定めています。
このことから、 伝統と格式を表すとともに普遍のものであり、校旗や証書など歴史的慣例に準ずるものに使用しています。
ブランドマーク・ロゴ・スクールカラー
ブランドマーク
ブランドマークは、東洋大学の教育理念を象徴化したもので、視覚的コミュニケーションの核となる重要な要素です。
東洋大学は、2012年11月に創立125周年を迎えました。これを機に、創立以来の「東洋大学のDNA」を守りながら、次の150周年に向け、地球社会の未来に貢献する大学の確立を求め、新たな歴史を創出することを誓い、その思いを込めた新たなブランドマークを制定しました。
東洋大学の新しいブランドマークは、「人」と「地球」をモチーフとして、学生がダイナミックに、そしてグローバルに世界に向かって羽ばたく姿を象徴しています。また、「哲学」を基盤として「国際化」「キャリア教育」による「グローバル人財」の育成や、高い志を持って上昇し、飛躍していく喜びと未来への期待感を表現しています。
ロゴ
大学名のロゴタイプは可読性を重視しながらブランドマークとの統一性を考慮したオリジナル書体です。ブランドマークと一体で、また単独で表示します。
スクールカラー(鉄紺)
東洋大学のスクールカラーは「鉄紺(てつこん)」です。校章、校旗にも使用されている東洋大学伝統の「鉄紺」は、教育理念を象徴化、視覚的に表現したカラーとして、東洋大学のイメージを統一的に伝えていく役割を果たします。
カラーガイド
特色カラーチップ | PANTONE 281C( DIC:256) |
---|---|
分解色(CMYK) | C:69% M:68% K:71% |
R G B | R:23 G:25 B:76 |
ブランドマークおよびロゴの使用について
ブランドマークおよびロゴは、その使用方法が東洋大学VIS(Visual Identity System)に規定されています。ブランドマークおよびロゴの使用に際しては、下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先
東洋大学総務部広報課
Eメール:mlkoho@toyo.jp/電話:03-3945-7571
大学歌
東洋大学の大学歌は、「大学歌懸賞募集」によって選ばれました。大正13年6月、同窓会(在学生主体の組織)の学芸部が「一等金百円」として募集を行いました。そして12月1日、5名の選者の審査により大学歌が決定、当選者は林竹次郎(林 古渓)。林は、明治32年教育学部を卒業後、歌人、漢詩人、国漢文学者として活躍し、今も歌い継がれる「浜辺の歌」の作詞者としても有名です。作曲は、山田耕筰に依頼しました。山田耕筰への依頼は、当時学友会(大正14年6月、同窓会から学友会へ改称)にいた、森康正(大正14年専門部論理学教育学科卒業)を通じて行われ、その自筆楽譜は、現在、日本近代音楽館に所蔵されています。
※「大学歌の楽譜画像」をクリック及びタップすると別画面で楽譜がご覧になれます。
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応援歌
現在歌われている「応援歌」は、昭和36年に東洋大学校友会が歌詞を懸賞募集したものです。審査は、勝承夫、尾張真之介、山本和夫(いずれも卒業生)の三氏があたり、その結果、当時社会学部1年の斎藤哲瑯君の作品が当選しました。当選作は勝承夫が補作し、作曲は日本ビクター専属の小村三千三氏に委嘱して作られました。大学祭当日に発表されたこの歌は学生の間に好評を博し、スポーツ応援などの場面で現在まで歌い継がれています。
※「応援歌の楽譜画像」をクリック及びタップすると別画面で楽譜がご覧になれます。
東洋大学創立125周年記念応援歌
東洋大学創立125周年を記念して、東洋大学応援歌に新たな歌が加わりました。 この応援歌は、歌詞、その後に曲を、平成21年に広く公募をおこない選考したもので、編曲は、東邦音楽大学の小島佳男先生の手によるものです。平成22年度のホームカミングデーで発表披露が行なわれました。
スポーツ応援のみならず、広くさまざまな応援に、永く歌い継がれていくことを期待しています。
作詞:稲岡俊一 (東京都/最優秀賞作品)
作曲:林 達郎 (東京都/最優秀賞作品)
編曲:小島佳男 (東邦音楽大学/委嘱)
※「東洋大学創立125周年記念応援歌の楽譜画像」をクリック及びタップすると別画面で楽譜がご覧になれます。
四聖
井上円了は、自身が哲学を専修のものとしてあらゆる哲学者の著書を研究し、その中から古今東西の聖賢として代表4人を選びました。哲学を「東洋哲学」と「西洋哲学」に大別し、このうち東洋哲学は中国哲学とインド哲学、西洋哲学は古代哲学と近代哲学に分類。それぞれの代表者を、「釈迦」・「孔子」・「ソクラテス」・「カント」とし、四聖と定めました。四聖を祭る「哲学祭」は、井上円了が東京大学卒業後の明治18年10月、東京大学の哲学科の学生を集め四聖の肖像画を安置しておこなわれました。哲学館においての第1回哲学祭は明治24年です。現在は「哲学堂祭」として引き継がれ、一般公開として毎年11月第一土曜日に東京都中野区立哲学堂公園で開催しています。
井上円了の依頼により描かれた、橋本雅邦作の肖像画(明治28年・掛け軸)は、現在、井上円了哲学センターに所蔵されています。このほか、現在も四聖は東洋大学のシンボルとして、白山キャンパス井上円了記念館1階、川越キャンパスの図書館入口、朝霞キャンパスの4号館ピロティーなどにレリ-フが設置されています。
白山キャンパス5号館1階のレリーフ
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