FACULTY OF BUSINESS ADMINISTRATION 経営学部 マーケティング
学科 白山キャンパス
About
顧客目線で発想し、そのニーズを深く理解
ビッグデータ時代に求められる分析力を獲得
「マーケティング」とは、顧客のニーズを満たす商品やサービスを開発し、その特徴を効率よくターゲットとする顧客に伝え、購入を促す活動全般のことです。常に顧客目線で発想し、顧客のニーズを調査・分析することによって、顧客を深く理解する能力を身に付けます。マーケティング学科では、ビッグデータ時代に対応したマーケティングデータ分析力の育成を重視しています。データ分析力を身に付け、情報感度を高くすることによって、戦略的な発想で企画を立案し、それを実行できる人材を育成します。
マーケティング学科の3つの特徴
01 実践的なマーケティング力を培う
顧客心理を読み解く消費者行動や商品流通の仕組みなどを幅広く学び、実社会で活躍できる人材育成を目指しています。
02 少人数制のゼミ活動で研究を深める
2年生から参加するゼミ活動では、学内外のイベントに積極的に参加しています。また、普段の授業では困難な少人数チームによる研究を実施します。
03 サイエンス教育に学部独自の海外研修
マーケティング以外の学びも充実しています。1年生の必修科目「データ分析」によるサイエンス教育や、学部独自の海外研修(英国オックスフォード大学)による外国語教育があります。
# こんなこともマーケティング学科の学び
本学科ではゼミ活動を重視しています。まずゼミに参加する準備として、1年生は必修科目「基礎実習講義」を受講します。マーケティング各分野の入門部分に加えて、レポートやeメールの書き方、グループワークの方法論などを4名の教員に学びます。ゼミ活動の最後を締めくくるのが卒論研究です。教員の専門チームでワーキンググループを作り、4年生が精魂込めて書いた卒業論文を評価します。こうした学生生活の場面を切り取って、X(旧Twitter)で情報発信をする広報活動もマーケティング学科の特徴です。
教員一覧
こんな資格がめざせます
- 高等学校教諭一種(商業)
- 税理士
- 公認会計士
- 社会保険労務士
- 行政書士
- 中小企業診断士
- ファイナンシャル・プランナー
- 証券アナリスト
- 日商簿記1~3級
- 販売士
- 統計検定
- 社会福祉主事(任用資格)
※上記資格の一部は、卒業・単位修得以外に条件があるものを含みます。詳細は 取得可能資格一覧(PDF: 1ページ)をご確認ください。
教育の目的・3つのポリシー
- 教育研究上の目的
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1.人材の養成に関する目的
マーケティング学科は、マーケティング発想を身につけ、常に顧客視点で考えることができる人材の育成をひとつの目的としている。さらに、マーケティングに関する深い知識を持ち、またマーケティング戦略の立案に必要な分析ノウハウを修得した人材の育成を目的としている。
2.学生に修得させるべき能力等の教育目標
マーケティング学科では、教育目標を3Sと表現している。3Sとは、①マーケティングセンス(Sense)、②サイエンス(Science)、③戦略(Strategy)である。マーケティングセンスとは、顧客視点で問題を考えることが基本であり、そのため、市場や顧客が何を求め、何を必要としているのかについて敏感になるように導く。サイエンスとは、現実の事象を客観的なデータ分析によって理解することが基本となるため、多変量解析を修得できるように教育していく。マーケティング理論を理解し、それを応用することによって、マーケティングセンスとサイエンスで素晴らしいマーケティング戦略の立案・実行ができるように教育していく。
- ディプロマ・ポリシー
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マーケティング学科では、マーケティング関連領域で活躍する有為な人材として、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学士の学位を授与する。
- マーケティング戦略、マーケティング・サイエンス、流通・サービスマーケティングの各領域に関する幅広い知識を備えている。<知識・理解>
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経済・社会・消費者・技術動向を踏まえた上で、組織目標を達成できるようにマーケティング活動を論理的・創造的に考えることができる。<思考・判断>
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実社会におけるマーケティングの諸問題に関心があり、問題意識を持って組織の経営課題やマーケティング活動を理解しようとする態度を備えている。<関心・意欲・態度>
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マーケティング活動をデータで把握・分析し、その結果を論理立てて説明するとともに、文章で正しく表現することができる。<技能・表現>
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学問の基本的な考え方を理解し、幅広い教養を備えている。<関心・意欲・態度、知識・理解>
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多様な価値観や文化を理解し、グローバルな環境で見聞を広めるとともに、自身の考えを発信できる。<関心・意欲・態度、知識・理解、技能・表現>
- カリキュラム・ポリシー
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マーケティング学科の専門教育は、次の方針でカリキュラムを編成している。
- フレッシャーズキャンプと基礎実習講義(第1セメスタ)を配置し、これらを有機的に結合した導入教育を行う。このことにより、学生はマーケティング発想を学び、レポートの書き方を学び、大学における勉強と研究とはどのようなものかを学び、マーケティング学科における学びの基礎を身につける。
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マーケティングデータ分析入門(第2セメスタ)を配置する。この科目により、マーケティング学科の学生全員が多変量解析の基礎を学ぶ。
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経営学部共通の専門基礎科目として8科目を配置する。これらの科目により、学生は経営学、マーケティング、会計学の基礎を第1セメスタから学ぶ。
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マーケティング学科コア科目として8科目を配置する。これらの科目により、学生はマーケティングを専門的に学ぶための基本的発想の仕方や基礎知識を学ぶ。これらは第1セメスタから履修できる。
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マーケティング学科の専門科目を、演習、マーケティング戦略、マーケティング・サイエンス、流通・サービスマーケティングのほか、経営・財務・会計、Global Business Communication、およびその他の関連領域に分けて配置する。学生はこれらの領域に基づいて、その基礎と応用を体系的に学ぶ。
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ゼミナール科目を第3セメスタから配置し、少人数で密度の濃い教育の場を設ける。これらの科目を通じて、学生は主体的にマーケティングを研究する。また、この少人数教育をとおして社会人基礎力を養う。
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経営学部共通のGBC(Global Business Communication)コースとして、ビジネス英語科目を数多く配置する。
- アドミッション・ポリシー
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マーケティング学科は、マーケティング・センスとサイエンスで魅力的なマーケティング戦略を立案できる人材の育成を目標としている。このため、次の能力を備えた入学者を求めている。
- <知識・理解>高等学校で履修する英語と国語、さらには地理歴史、公民、数学、理科などの分野で高い学力を有している。
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<思考・判断>総合的な知識に基づき社会の出来事を理解し、客観的に分析することができる。
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<関心・意欲・態度>次のような関心、意欲、態度が備わっている。
経済・社会・技術革新・消費者の動向への関心。特に、消費者のことを深く理解したいという意欲。
それらの動向が組織のマーケティング活動にどのように影響するのかを学ぶ意欲。
将来、自分が関わる組織において、マーケティングの知見を活かして正しい判断ができるようになりたいという意欲。及び戦略立案したいという意欲。
諸問題について、他者との対話や議論を通じて、自分の理解を深めたいという態度。 -
<技能・表現>自分の考えを日本語で的確に表現し、客観的な分析に基づいて相手に伝え、説得できる。