英語コミュニケーション学科

FACULTY OF REGIONAL DEVELOPMENT STUDIES 国際地域学部 国際地域学科
国際地域専攻
白山キャンパス
※2016年度より募集停止

※現在の国際地域学部国際地域学科国際地域専攻は、2016年度入試をもって募集を停止し、「国際学部国際地域学科国際地域専攻」への発展的改組をします。

About

国内外の地域発展に貢献することを目標に、
各地の特性を生かすまちづくりの手法を学ぶ

国際地域学科国際地域専攻では、まちづくりや地域発展のために必要となる異文化コミュニケーション能力を高める環境を備えています。教授陣は国際機関での勤務経験者や、海外を研究のフィールドとする者が多く、実践的な国際協力や都市・農村開発を学ぶことができます。教育面では、外国語科目(英語、中国語、ハングル、フランス語、スペイン語、ドイツ語、タイ語)を強化し、専門分野の科目でも自然に英語力が身に付くように工夫しています。

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的

1.人材の養成に関する目的

国際地域学科国際地域専攻は、「現場主義」にたって、国の内外での「地域づくり」を学び、実践する専攻です。そして、外国語能力を備え、異文化コミュニケーション能力を十分に身につけた「国際的視野を持つ職業人」を養成することを目的としています。

2.学生に修得させるべき能力等の教育目標

外国語教育を強化し、さまざまな分野にわたる専門科目を英語での講義、海外の大学との協定にもとづくフィールドスタディや交換留学の機会の確保、「英語特別プログラム」(希望者)の実施により、使える外国語能力の向上、英語による専門性を重視したコミュニケーション能力の向上を目指しています。

ディプロマ・ポリシー

国の内外において、環境との調和を図りながら地域の特性を活かした「地域づくり」を行うための知識と、現場においてそれを実施する実行力を有した人材の育成を教育目標として掲げています。卒業するまでに、異文化コミュニケーション能力を十分に身につけ、地球規模の視点で問題をとらえ、ローカルな場で行動できる能力を培うこと求めています。

カリキュラム・ポリシー

教育目標を実現するために、以下の方針でカリキュラムを組み立てています。

  1. 国内外の地域づくりに関わる人文社会科学、環境科学の広範な学問領域から幅広い知識を習得できるようにするとともに、「国際コース」、「地域コース」、「環境コース」の3つの履修モデルにより専門性も高めます。
  2. 外国語教育を強化し、さまざまな分野の専門科目を英語で実施することで実践的かつ高度な英語力が身につくようにします。また、集中的な英語学習を支援する英語特別プログラム(Esp)、学内外の人々が英語で自由に集うイングリッシュコミュニティゾーンの活用を通して、英語による専門性を重視したコミュニケーション能力の向上を目指します。
  3. 「現場主義」を掲げ、フィールドスタディやインターンシップ科目などにより現場・実務体験を充実させるとともに、1年次から少人数のゼミでの各個人の目標や個性を重視した実践的な学習を行います。
アドミッション・ポリシー

環境・貧困・雇用・人権問題に現れているように、自然・社会・経済・政治など様々な分野での地球化と地域化が同時進行する中で、これまでとは全く異なる都市づくり、地域づくり、環境づくりなどに、地域(コミュニティ)から解決策へとアプローチすることは大きな可能性を有しています。地球規模の視点で問題をとらえローカルな場で具体的に行動する、いわゆる、Think globally, Act locallyという哲学のもとに、地域社会におけるさまざまな現象を幅広い視点でとらえ、「現場主義」にたち、さまざまな人々とのコミュニケーションの中から解決策を探っていく人間力が求められます。

このようなことから、国際地域学科国際地域専攻では

  1. 国際社会を舞台に活躍できるような知識、実践的な語学能力、コミュニケーション能力の修得を志す学生
  2. 地域の諸問題に対して広い視野から客観的に把握・分析する能力を修得し、現場において具体的な行動として実践していく意欲のある学生

が教員と一緒になって相互に学び成長していくことを期待しています。

受験生に期待されるのは、①地域社会におけるさまざまな問題へ関心を持っていること、②自身がもつ知識や経験を積極的に活用して社会に貢献しようとする意欲、③他者と積極的にコミュニケーションを図りながら異なる文化を持つ人々とともに働くことへの意欲です。