英語コミュニケーション学科

FACULTY OF HUMAN LIFE DESIGN ライフデザイン学部 人間環境
デザイン学科
赤羽台キャンパス
※2023年度より募集停止

※ライフデザイン学部健康スポーツ学科は2023年度に募集を停止し、「福祉社会デザイン学部人間環境デザイン学科」へ発展的改組いたします。

About

建築設計から商品開発まで、
ものづくりとデザインで社会をリードする

多様な人々が暮らす社会、まち、住まい、そして生活の場における「ユニバーサルデザイン」について、ものづくりを通して学びます。イメージを具体化するデザインの知識や技術を身に付けるとともに、社会・経済的な課題についても理解を深めることで実社会におけるデザインの役割と可能性にも視野を広げ、人の営みを総合的に考える視点を養います。

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的

1. 人材の養成に関する目的

ユニバーサルデザインの考え方を根底にした教育研究を行い、建築、まちづくりからプロダクトデザイン、生活支援機器デザインに至る知識、技術の修得を通じて「幅広い分野の知識を持ったデザイナー」「多様なデザインの企画及び運営に関わる人材」「デザイナーと使用者双方の支援者もしくは理解者」として、次代の社会的役割を担うことの出来る人材を育成する。

2. 学生に修得させるべき能力等の教育目標

講義と演習を通した教育により、理論を理解した上で実践に反映できる力、さまざまな考え方をつなぐことができるコミュニケーション力を修得させる。

1~2年次では基礎力の養成のため、デザインに関する幅広い知識を得るとともに、スケッチ、モックアップ、模型、CAD、CG等の制作を通して、デザイン及びそのプレゼンテーション等に関わる基本的な技術を身につける。

3~4年次はコース別カリキュラムに分かれて、それぞれの分野の専門知識・技術を修得する。

3. その他の教育研究上の目的

人間環境デザインに関わるあらゆる可能性を探求する。

ユニバーサルデザインの考え方を背景として、地域・関連分野の諸施設・他大学等との共同研究を積極的に進めると共に、建築・まちづくり・生活支援機器・住宅改善・プロダクト・インタラクション等に関する教育研究を通して社会に貢献する。

また、インターンシップを活用した、より実践的、実務的な教育を進める。

ディプロマ・ポリシー

人間環境デザイン学科では、身の回りの製品のデザインから、私たちの暮らしの基盤となるまちづくりまでの幅広い分野を対象に、当学科で得た知識や能力を生かして、私たちを取り巻く環境をより良いものに変えていくという意欲を持った、以下のような能力を備えた学生に対して卒業を認定し、学位を授けます。

  1. 知識の修得
    デザインや構想に関する広範かつ専門的な知識を修得した学生。
  2. デザインに関わる技術の修得
    デザインや構想を表現する具体的な技術や方法を修得した学生。
  3. 発想力の獲得
    デザインや構想に関する着想を発見し、それを形にする能力を獲得した学生。
  4. コミュニケーション能力の修得
    デザインや構想を検討する際に他者と議論を交わしたり、あるいは自分のデザイン(や構想)を伝えるためのコミュニケーション能力を修得した学生。
  5. 表現力の獲得
    デザインや構想を精度の高い作品として表現したり、プレゼンテーションする能力を獲得した学生。
  6. 哲学の確立
    社会情勢や地球環境を理解し、デザイナーとしての哲学をもって社会と関わる能力を獲得した学生。
カリキュラム・ポリシー

人間環境デザイン学科では4年間を通して以下の3点を重視したカリキュラム構成とします。

  1. デザイン演習を主軸とした基礎の徹底から専門への展開
  2. モノとコトのデザインスキルの修得
  3. 理論(講義)と実践(演習)を関連付けた学修内容の深化

各学年での学修段階については以下のように設定する。

  1. 1年次は、モノとコトのデザインをするために必要となる基礎知識・スキルを、講義・演習を通じて徹底して学ぶ。
  2. 2年次は、講義を通じてより幅広いデザイン対象(プロダクト、生活支援機器から建築・都市まで)の基礎知識を深めると共に、1年次に学んだデザインの基礎スキルをもとにしたデザイン手法を修得する。
  3. 3年次以降は、より専門的な知識と実践的な技術を学ぶ。学生の希望を尊重しつつ、設定された三つのコース、空間デザインコース(※1)、生活環境デザインコース(※2)、プロダクトデザインコース(※3)の各分野で、より高度なデザイン表現と、その背後にある理念や知識について学ぶ。
  4. 3年生秋学期からプレゼミに所属し、4年生春学期から研究室に配属することで、さらに高度なレベルの学びを深める。

(※1)空間デザインコース:私たちを取り巻く環境を建築やまちという視点で考えるコースである。建築意匠、建築計画、建築構法など建物のデザイン、さらには都市計画、まちづくり、バリアフリーなど、人々を取り巻くすべての生活空間にまで視野を広げて、豊かな暮らしの環境を考えていく。

(※2)生活環境デザインコース:私たちを取り巻く環境をさまざまな人の暮らしという視点で考えるコースである。住居学、福祉住環境計画、子ども環境、障害のある方のための道具のデザインなど、利用者の参加による使い手の顔が見える人間中心設計や、ユニバーサルデザインによる、生活者の視点に立ったデザインを学ぶ。

(※3)プロダクトデザインコース:私たちを取り巻く環境を製品や情報という視点で考えるコースである。製品のデザイン、情報デザイン、メカトロニクスなど広い分野にわたって、「モノ」や「コト」のデザインから人々の暮らしを考えていく。

アドミッション・ポリシー

人間環境デザイン学科は、人間を取り巻く環境を「デザイン」という視点から学びを深める学科である。

デザインに関わる分野は幅広く多様な人材が参加している世界であり、知識と意志があれば、誰でもデザインの世界の中で活動できる可能性がある。

特に、これからの社会ではモノを生み出す行為と共に、コトを創り出す能力も求められ、モノ・コトのデザインは人の暮らしを取り巻く環境のすべてに影響を及ぼす行為だと柔軟に理解した上で、

  1. 自分の可能性を信じ、探求する意欲を持つ学生
  2. 自分のデザイン能力を磨こうとする意欲のある学生
  3. 問題の本質を探り、柔軟な解決方法を発想しようとする熱意をもった学生を受け入れる。