国際観光学研究科 学部長 野村 尚司

研究科長メッセージ

知識の深化とアップデートで、
「観光立国」日本の未来を切り開く

本学における観光教育は半世紀を超える歴史があります。大学院課程は国際地域学研究科国際観光学専攻から発展的に独立し、2018年に国際観光学研究科が発足しました。

授業・研究指導は都心の東洋大学白山キャンパス(東京都文京区)で平日の夜間と週末を中心に実施され、幅広い年齢層と国籍から構成される院生が修士・博士学位を目指して日々研究に励んでいます。

観光立国の推進など国の政策の柱として観光領域の人材育成が求められています。

昨今、大学院での「リカレント教育(学びなおし)」に注目が集まるようになりました。変化が激しく将来の予測が困難な状況下、専門知識の深化とアップデートが必要です。文部科学省の調査によると、社会人教育未経験者が学び直しを実施する際に重視するカリキュラムとして、「特定の分野の研究・学習が可能な内容」「最先端にテーマを置いた内容」「幅広い仕事に活用できる知識・技能を習得できる内容」が挙げられています。つまり研究の礎となる基礎的研究力の涵養と共に専門分野に特化した研究を実践する必要があります。

本研究科では社会の要請に応えうる人材育成に向けたカリキュラムデザインを構築し、さらにオンデマンドを含むオンライン授業の充実などICTを活用した学修環境整備も推進中です。

みなさまも本大学院で研究を深め、観光の未来を切り拓いていきませんか。

国際観光学研究科 研究科長

野村 尚司

Shoji Nomura

PROFILE プロフィール

所属:国際観光学研究科 国際観光学専攻 教授/博士(経済学)
専門分野
航空産業研究、旅行産業研究