研究科長メッセージ
個人の心と社会構造の交わりを解き、
人間行動の科学的理解を深めていく
現代社会における諸問題の多くは、社会制度や社会構造と同時に、人間の認知・感情・動機づけといった心理的プロセスと深く結びついています。対人関係の葛藤や病理、世代間の断絶、社会的分断、さらには情報環境の急速な変化も、個人の内的プロセスと集団・文化との相互作用のなかで生起する現象として理解することが、持続的かつ本質的な解決への道を拓く鍵となります。
社会学研究科では、理論的探究と実証的検証を統合し、実験・調査・観察・統計解析など多様な方法を通して人間行動の科学的理解を深化させます。人間行動の普遍性と文化的多様性の双方に焦点を当て、人と社会のあり方を多面的に考察し、基礎研究と応用研究を架橋することで教育・産業・医療・福祉・地域社会へと知見を還元します。
学術的厳密性と研究倫理を堅持し、社会に新たな価値を創出しうる高度専門職業人および次世代研究者の育成に努めてまいります。
PROFILE プロフィール
所属:社会学研究科 社会心理学専攻 教授/博士(人文科学)
専門分野:
臨床心理学、人格心理学、健康心理学