生体医工学専攻

GRADUATE SCHOOL OF science and engineering 理工学研究科 生体医工学専攻 川越キャンパス
※2024年度より募集停止

※理工学研究科生体医工学専攻は、2023年度入試をもって募集を停止し、2024年4月に「生命科学研究科生体医工学専攻」へ発展的改組いたしました。

About

細胞、分子レベルの医療技術の要求に
応えられる最先端技術を身に着ける

生体医工学専攻では、生物科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における知識と技術を修得し、細胞、分子レベルにおける医療技術の要求に応えられる人材を育成します。理学的探求心を培いながら、生体医工学分野における最先端技術である、ナノ・センシング、ナノマテリアル、免疫学、ナノテクノロジー、プラズマエレクトロニクスの習得を目指します。

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的

【博士前期課程】

1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか

生体医工学分野における諸問題を実践的問題と捉え、理学的探求心を培い、自然界の営みに学び、環境に負荷の少ないエネルギー利用方法、環境と活動との共生、心身の健康管理・維持、体に負担の少ない医療・検査技術など、新たな方策を見いだせる人材を養成することを目的とする。

2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的

生物科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における知識と技術を修得し、問題設定・解決能力を習得させることを目的とする。

【博士後期課程】

1. どのような人材を養成し、どのような人材を世に送り出すか

生体医工学分野における諸問題を実践的問題と捉え、理学的探求心を培い、自然界の営みに学び、環境に負荷の少ないエネルギー利用方法、環境と活動との共生、心身の健康管理・維持、体に負担の少ない医療・検査技術など、新たな方策を見いだせる人材を養成することを目的とする。

2. 学生にどのような能力を習得させるのか等の教育研究上の目的

リーダーシップと、生物科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における知識と創造的な研究能力を修得し、広い視野をもち、問題設定・解決能力を習得させることを目的とする。

ディプロマ・ポリシー

【博士前期課程】

生体医工学専攻における人材養成に関する目的及び教育研究上の目的を達成するために、以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限・単位数等を満たし、修士学位論文の審査及び最終試験に合格した者に対して、修士の学位を授与する。

生物科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における知識と技術を修得し、問題設定・解決能力を身につけている。

【博士後期課程】

生体医工学専攻における人材養成に関する目的及び教育研究上の目的を達成するために、以下の資質や能力を身につけたうえで、所定の年限を満たし、博士学位論文の審査及び最終試験に合格した者に対して、博士の学位を授与する。

生物科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における知識と創造的な研究能力を修得し、広い視野をもち、問題設定・解決能力およびリーダーシップを身につけている。

カリキュラム・ポリシー

【博士前期課程】

1.教育課程の編成/教育内容・方法

理工学、生物科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における科目として「授業科目(コースワーク)」と「研究指導(リサーチワーク)」を配置し、知識と技術を体系的に修得できるカリキュラムを編成する。

生物科学分野では、健康・生活の質向上に対応する学問領域の総合的教育と研究を行う。生理学、人体の仕組み、生体防御学といった人体の仕組みに関する学際的領域と生物流体力学、分子・遺伝生物学といった生物にかかわる学問領域を体系的にコースワーク及びリサーチワークの両面で指導する。

医工学分野では、先端医療工学に関する総合的な教育と研究を行う。医用システム工学、生体情報工学、ナノメディスン、量子ビーム医工学など細胞、分子レベルにおける医療技術に対応する先端工学領域を体系的にコースワーク及びリサーチワークの両面で指導する。

2.成績の評価

成績については、客観性及び厳格性を確保しつつ、以下の要素・方法により評価する。

  1. 授業科目については、あらかじめ示す成績評価基準に沿って、各授業科目のシラバスに記載されている方法により、授業担当教員が評価する。
  2. 研究指導については、研究過程における達成度を、あらかじめ示す研究指導計画をもとに、論文報告会等を通じて、研究指導教員および本専攻所属教員により組織的に評価する。
  3. 学位請求論文については、あらかじめ示す論文審査基準、審査体制に基づき、評価を行う。

【博士後期課程】

1.教育課程の編成/教育内容・方法

生物科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域あるいはそれらの境界領域や融合領域における科目を配置し、知識と創造的な研究能力を体系的に修得できるカリキュラムを、特殊研究科目をコースワーク、研究指導科目をリサーチワークと位置付けて編成する。

生物科学分野では、生物に関わる学問領域および人体の仕組みに関する学際的学問領域の教育と研究を行う。生物流体力学、分子・遺伝生物学といった生物に関わる学問分野と生理学、人体の仕組み、生体防御学といった人体の機能に関わる学問分野を体系的に、コースワーク及びリサーチワークの両面から深いレベルで指導し、専門能力を養わせる。

医工学分野では、先端医療工学に関する総合的な教育と研究を行う。医用システム工学、生体情報工学、ナノメディスン、量子ビーム医工学など細胞、分子レベルにおける医療技術に対応する先端工学領域をコースワーク及びリサーチワークの両面から、体系的でかつ十分な深さで指導する。

2.成績の評価

成績については、客観性及び厳格性を確保しつつ、以下の要素・方法により評価する。

  1. 授業科目については、あらかじめ示す成績評価基準に沿って、各授業科目のシラバスに記載されている方法により、授業担当教員が評価する。
  2. 研究指導については、研究過程における達成度を、あらかじめ示す研究指導計画をもとに、論文報告会等を通じて、研究指導教員および本専攻所属教員により組織的に評価する。
  3. 学位請求論文については、あらかじめ示す論文審査基準、審査体制に基づき、評価を行う。
アドミッション・ポリシー

【博士前期課程】

生体医工学専攻博士前期課程では、生物科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における知識と技術を修得し、問題設定・解決能力を備え、論理的思考とプレゼンテーション力を身につけることを目標にしている。

入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。

数学、生物学、物理学または化学の基礎的学力および論理的思考能力を有し、問題設定・解決能力を修得することに強い意欲を有する者。

【博士後期課程】

生体医工学専攻博士後期課程では、生物科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における知識と創造的な研究能力を修得し、広い視野をもち、問題設定・解決能力およびリーダーシップを身につけることを目標にしている。

入学希望者の特性に応じた適切な方法で多様な入学者選抜試験を実施し、筆記試験、面接、書類選考等を通じて、以下の資質や能力を示した者を受け入れる。

生物科学分野における基礎領域と医工学分野の先端応用領域における知識と創造的な研究能力を有し、広い視野をもち、問題設定・解決能力およびリーダーシップを備えることに強い意欲を有する者。

キャンパス移転および2024年度からの研究科専攻体制について

2024年4月に生命科学研究科が、板倉キャンパス(群馬県板倉町)から朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)に移転します。同時に、理工学研究科生体医工学専攻が川越キャンパス(埼玉県川越市)から朝霞キャンパスに移転し、生命科学研究科生体医工学専攻に改組します。

移転に伴い生命科研究科の専攻体制は2024年度から次の通りとなります。

  • 生命科学研究科生命科学専攻
  • 生命科学研究科生体医工学専攻