会計ファイナンス学科

FACULTY OF  BUSINESS ADMINISTRATION 経営学部 会計ファイナンス学科 白山キャンパス

About

会計・ファイナンス・ビジネス外国語の
3分野から多彩な科目を組み合わせて学ぶ

「会計」とは、企業の複雑なお金の流れを計算して記録・管理すること、「ファイナンス」とは、お金を効率よく調達・運用することです。本学科には財務会計科目と管理会計科目から構成される「会計分野」と、ファイナンス科目と金融系科目から構成される「ファイナンス分野」、そしてビジネス外国語科目の3つの分野があり、多彩な科目を自由に組み合わせて学ぶことができます。また、資格取得の支援も充実しており、人気が高い金融系企業への就職率は学内トップです。

会計ファイナンス学科の3つの特徴

01 ビジネス現場で求められるスキルを体系的に修得

ビジネス現場で求められるスキルを体系的に修得

会計分野、ファイナンス分野、および国際ビジネス分野の専門科目を学ぶことにより、ビジネスの現場で求められる実践的なスキルを基礎から体系的に習得できます。

02 各種の資格取得を多角的にサポート

各種の資格取得を多角的にサポート

公認会計士や税理士などの国家資格をはじめ、ファイナンシャルプランナーや証券アナリストなどの資格の取得を、講義や演習(ゼミナール)を通じて多角的にサポートします。

03 金融関係から公務員、エンジニア職まで幅広い進路

金融関係から公務員、エンジニア職まで幅広い進路

卒業後は、公認会計士・税理士や銀行、保険・証券会社などの金融関係をはじめ、国家・地方公務員、そして近年では会計や金融の知識を生かしたシステムエンジニアなど、幅広い分野に進むことができます。

# こんなことも会計ファイナンス学科の学び

資格取得の支援を目的として、日商簿記やファイナンシャルプランナーなどの検定試験、公認会計士などの国家試験に短期間で合格するための課外講座が設置されています。さらに、海外のビジネスや文化を学ぶための海外研修プログラム(オックスフォード大学)も用意。卒業後の目標につながる、実践的な学びができるプログラムが多数あります。

こんなことも会計ファイナンス学科の学び

教員一覧

こんな資格がめざせます

  • 高等学校教諭一種(商業)
  • 税理士
  • 公認会計士
  • 社会保険労務士
  • 行政書士
  • 中小企業診断士
  • ファイナンシャル・プランナー
  • 証券アナリスト
  • 日商簿記1~3級
  • 販売士
  • 統計検定
  • 社会福祉主事(任用資格)

※上記資格の一部は、卒業・単位修得以外に条件があるものを含みます。詳細は 取得可能資格一覧(PDF: 1ページ)をご確認ください。

教育の目的・3つのポリシー

教育研究上の目的

1.人材の養成に関する目的

会計ファイナンス学科は、企業を取り巻く経済環境や企業経営全般に通じるとともに、会計分野やファイナンス分野で高い専門知識とスキルを身につけ、企業を科学的に分析できる能力を持つ人材の育成を目的としている。

2.学生に修得させるべき能力等の教育目標

会計ファイナンス学科は、経営学・経済学の領域の学修を基礎として、各人の適性や関心に合わせてその可能性を最大限に伸ばすことを目指している。会計学に関心がある学生に対する教育目標は、公認会計士や税理士、またはそれに準じるレベルの会計知識やスキルの獲得である。ファイナンスに関心がある学生に対する教育目標は、証券アナリストレベルの知識やスキルの獲得である。ゼネラリスト志向の学生ならば、中級レベル以上の簿記やファイナンシャルプランナー等の知識やスキルの獲得が目標となる。国際経済、国際金融、国際ビジネス分野、および留学等に関心がある学生ならば、ビジネス外国語科目の履修により高度なコミュニケーションスキルの獲得が目標となる。

ディプロマ・ポリシー

会計ファイナンス学科では、会計分野およびファイナンス分野のプロフェッショナルまたはゼネラリストとして、次の能力を備えた学生に卒業を認定し、学士の学位を授与する。

    1. 会計分野およびファイナンス分野で幅広い知識とスキルを身につけるとともに、経営学・経済学の領域全般についても一定の知識と理解がある。<知識・理解>
    2. 国内外の金融・証券市場や経済情勢を文献およびデータに基づき分析することで、会計およびファイナンスの視点から課題を発見し、解決に向けた方法を検討することができる。<思考・判断>

    3. 国内外で生じている社会現象や出来事に対して、会計分野およびファイナンス分野から興味や関心を持ち、それについてさらに理解を深めるために、継続して積極的に学び続けることができる。<関心・意欲・態度>

    4. 自らが取り組む研究成果を、論理的な文章で分かりやすくまとめることができる。また、それに基づいて聞き手を意識したプレゼンテーションを行うとともに、専門知識を用いて議論をすることができる。<技能・表現>

    5. 幅広い教養に基づき、グローバルな視点から社会的課題に対する自らの意見を持つことができるとともに、異なる文化的背景を有する人々と交流するための異文化理解力と語学力を備えている。<知識・理解、思考・判断、技能・表現>

カリキュラム・ポリシー

会計ファイナンス学科の専門教育は、次の方針でカリキュラムを編成している。

  1. 新入生が大学の授業に円滑に取り組めるようにするため、導入教育として基礎実習講義を第1セメスタに配置している。この授業で、文献資料の調べ方、引用の仕方、文の書き方、文書作成および表計算ソフトウェアの活用法、プレゼンテーションソフトウェアによるプレゼンテーション資料の作成方法や発表の仕方、グループでのプロジェクトの進め方など、大学での学びの基礎を身につける。
  2. 専門科目の基礎固めとして、複数の専門基礎科目を配置している。これには初学者を対象とした会計学、経済学、経営学、マーケティングが含まれる。
  3. 会計ファイナンス学科コア科目群を設けて、会計分野およびファイナンス分野を修得するための基幹となる科目を明示している。
  4. 会計ファイナンス学科の専門科目を、会計分野、ファイナンス分野、および国際ビジネス分野のそれぞれの領域について、必要十分な科目を配置するとともに、社会情勢を考慮してデータ分析に関連する科目等を置いている。なお、履修者の学修目標の達成に資するように、カリキュラムマップにおいて、ビジネス会計コース、公認会計士・税理士コース、国際ビジネスコース、ビジネス金融コース、ファイナンス・プロフェッショナルコースの5つの履修モデルコース及び、会計・金融系公務員サブコースを示している。
  5. 研究を深めるために、またディベート能力やプレゼンテーション能力の向上のために、少人数制のゼミナール科目を2年次から卒業までの3年間配置している。
アドミッション・ポリシー

会計ファイナンス学科は、企業経営全般に通じるとともに、会計分野、ファイナンス分野で高い専門性を持ち、企業を科学的に分析できる能力を持つ人材の育成を目標としている。このため、次の能力を備えた入学者を求めている。

    1. 高等学校で履修する英語と国語、さらには地理歴史、公民、数学、理科などの分野において高い学力を有している。〈知識・理解〉
    2. 総合的な知識に基づき社会の出来事を理解し、客観的に分析することができる。〈思考・判断〉

    3. 次のような関心・意欲・態度が備わっている。〈関心・意欲・態度〉
      経済・社会・国際情勢、テクノロジーの発展に関心をもち、自ら情報を得ようとする態度が備わっている。
      将来、企業において、会計ファイナンス分野を中心とした高い専門性を評価され、活躍したいという意欲がある。 

    4. 自分の考えを日本語で的確に表現し、客観的な分析に基づいて相手に伝え、説得できる。〈技能・表現〉