Academics & Global 2024年度における学部・研究科の開設・移転について
板倉キャンパス等から朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)への
学部移転・改組、朝霞キャンパスの整備
2024年4月に生命科学部・食環境科学部・生命科学研究科・食環境科学研究科が、板倉キャンパス(群馬県板倉町)から朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)に移転します。同時に、理工学部生体医工学科・理工学研究科生体医工学専攻が、川越キャンパス(埼玉県川越市)から朝霞キャンパスに移転します。また、移転に合わせ、朝霞キャンパスに新たな校舎を建設します。これからの生活様式を踏まえた教育研究に関する施設設備を充実させ、「生命(いのち)と食」に関する総合的な教育研究拠点に生まれ変わります。
生命科学部・食環境科学部・理工学部生体医工学科が
新しくなります!
生命科学部の移転・改組
「いのち」のあり方を思索する哲学と倫理を基盤に、俯瞰的な視野を養い、生命科学の各領域についての深い専門知識を獲得。「いのち」と健康の分野に関する学内連携が可能な、朝霞キャンパスを拠点に学びを深めます。生物学・医学と工学を融合した生体医工学と融合し、医療や食糧、環境問題といった社会・地球規模の課題の解決、そして持続可能性の実現に貢献する人財を育成します。
食環境科学部の移転・改組
新しい朝霞キャンパスを拠点とし、食に関わるあらゆる分野を網羅的にカバーする「食環境科学」について、総合的な学びと研究を展開します。食品の安全と安心、食や栄養に関する情報や行政のしくみ、機能と栄養の関わりを学んで、実社会で役立つ実践力を獲得。専門知識をもって食や栄養についての多様な問題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献する人財を目指します。
TOPIC 1
理工学部生体医工学科が朝霞キャンパスへ移転
理工学部生体医工学科は、2024年4月から教育・研究の拠点を川越キャンパスから朝霞キャンパスに移し、生命科学部生体医工学科として生まれ変わります。生物学・医学と工学を融合した学びを通して、医療・福祉・生活の質の向上を支える『ものづくり』に発展させます。高精度で安価な診断・治療システム、新薬あるいはヘルスケアテクノロジーの開発など、生体医工学の成果を通して、年齢・性別・地域を問わず、すべての人に健康と福祉を提供できる人財を育成します。
TOPIC 2
「フードデータサイエンス」で食の未来を創造
食環境科学部にフードデータサイエンス学科を開設します。
「フードシステム学」と「データサイエンス」との文理融合の学びで、食を取り巻く問題の解決に挑みます。食の歴史・制度・法律・文化に関する専門知識とともに、多種多様なデジタルデータの分析・活用スキルを獲得。社会で実践的にデータサイエンスを使って活躍し、データの力で食物の生産、物流、付加価値の創出、安定供給を支え、食の未来を創造する「フードデータサイエンティスト」を育成します。
※1:
食環境科学部 食環境科学科 フードサイエンス専攻は2024年度にフードサイエンス専攻としての募集を停止します(食環境科学科は、朝霞キャンパス移転後も引き続き募集します)。
※2:
開設にともない理工学部 生体医工学科(川越キャンパス)と生命科学部 応用生物科学科(板倉キャンパス)は2024年度に募集を停止します。移転対象の学部学科(募集停止する学科を含む)の在学生の修学キャンパスは、2024年度から朝霞キャンパスとなります。
大学院:
生命科学研究科・食環境科学研究科・理工学研究科生体医工学専攻
研究の拠点が朝霞キャンパスに変わります。
新生「朝霞キャンパス」“命と食が輝くスマートキャンパス”へ。
生命科学部、食環境科学部の新たな修学キャンパスとなる朝霞キャンパスに新しい研究棟などの建設を進めています。 これからの新しい生活様式を踏まえた教育研究に関する施設設備を充実させ、「生命(いのち)と食」に関する総合的な教育研究拠点に生まれ変わります。
朝霞キャンパスのこれまで
朝霞キャンパスは本学の学生数の増加に伴い、1977年に白山キャンパス・川越キャンパスに続いて開設しました。
都内からのアクセスも良い埼玉県朝霞の地で、2005年3月までは文・経済・経営・法・社会学部の1・2年生、同年4月からはライフデザイン学部の学生が学びました。2021年に再開発がスタートし、2024年、板倉・川越キャンパスから学部、研究科が移転。新体制となった2 学部6学科、2 研究科3専攻の学生の教育研究拠点として再始動します。
充実した施設・設備
鳥瞰図
エントランスホール
正門を過ぎると大きなスロープがあり、その下のトンネルを抜けると学生食堂や大教室へつながるエントランスホールがあります。人が行き交い、活発な情報発信・交流が生まれる集いの場となっています。
3406教室(教員実験室)
ガラス張りになった数々の実験室には最新の研究設備が揃っています。開放的な環境で教員から指導を受けられる教員実験室は、授業外の時間でも実験・研究活動に取り組めるようになっています。
パブリックレーン
研究フロアの教室を一歩出たオープンスペースに設けた多機能空間。グループワーク、ディスカッション、自習、休憩など、仲間と多くの時間を過ごすことができる憩いの場です。壁面のアルファベットと数字はエリア・階を示しており、集合場所のサインとして利用できます。
2101教室
講義に適した階段式で扇状に座席が配置された大教室。後方は中庭に面しており、開閉自在の大きな窓を活用し、講義以外にもイベント・ステージなど幅広いシーンで利用可能です。
図書館
約9万冊の蔵書を有する図書館には、ハイチェアカウンターやソファー席、自習スペース、さらにオンラインミーティングにも利用できるワークスペースを設置。入口前にはカフェも併設。
学生食堂
約600人が一斉に利用できる学生食堂は、企業と協働し学生が主体となって運営。学生だけでなく一般の方の利用も可能です。学食プロジェクトチームの詳細・インタビュー記事はこちら