生命科学部の教育方針(ポリシー):2021年度入学生用

各学科の3つのポリシー

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

<学科が求める人材像>

生命科学科では、学士課程教育を行うにあたり、次のような学生を受け入れることとします。

1)科学全般、特に生命科学に興味・関心をもつ学生。

2)自らの考えをまとめ、他者にわかりやすく説明することができる学生。

3)自ら設定した目標を達成するための強い意志をもつ学生。

4)生物・健康・環境などに関する問題に関心を持ち、解決に向けた活動、研究を通して社会に貢献したいと考えている学生。

5)積極的に新しい分野を開拓する意欲と創造力をもつ学生。

<入学までに取り組むべき事項>

生命科学の知識や技術、思考を活かして国内外で活躍できる人材、生命科学の発展に寄与する研究者や技術者を目指す者として、特に次の点について入学時までに意識的に取り組むことを求めます。

1)高等学校で履修した科目(特に生物および化学)について教科書レベルの知識を十分に修得する。

2)論説文などの論理的な文章を十分理解できるとともに、自らの考えを論理的に表現できるようになる。

3)現代社会が直面する諸問題について関心を持ち、かつその背景も含めた基礎的知識を獲得する。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

生命科学科では、学科の掲げる教育目標および「卒業の認定及び学位授与に関する方針」(ディプロマ・ポリシー)に求める学修成果の修得を実現するため、以下の方針でカリキュラム(教育課程)を編成します。

履修科目は、基盤教育科目と専門教育科目に大別されます。専門教育科目はさらに必修科目、選択必修科目、選択科目に分けられます。それぞれの科目の目的と履修学年について以下に記します。

1)(基盤教育科目について)基盤教育科目では、本学の建学の精神に則り、自己の哲学や倫理観を養う科目と、語学科目をはじめグローバル社会に対応する能力を育む科目、社会の構成員として活躍するためのキャリア形成を支援する科目を設置する。

2)(初年次の必修科目について)高校で学んだ生物や化学の知識をもとに、生命科学全般の基礎知識を構築する上で初年次に履修すべき必修科目を設置する。

3)(選択必修科目について)選択必修科目は、「基礎科学」、「生命科学基盤」、「生命科学」に分かれる。1、2年次では、各分野の先端知識を学修する上で基盤となる「生命科学基盤」科目を設置する。3年次以降では、「バイオ分子科学分野」、「動物・人間科学分野」、「植物科学分野」、「微生物科学分野」の各分野の先端研究の情報や知識を学修することを目的とした、より専門性の高い「生命科学」科目を配置する。

4)(生命科学研究のための基礎的実験科目について)生命科学研究を実施する上で必要となる基本実験手法を修得することを目的として、1年次から3年次にかけて「化学実験」、「生物学実験」、「生命科学実験Ⅰ」、「生命科学実験Ⅱ」を必修科目として配置しており、実験実習と課題への取り組みを通じて、自主的・主体的に問題解決する能力を養う。

5)(生命科学研究に従事して専門性を高める科目について)3年次の後半から4年次にかけて研究室単位で開講する科目を配置する。「生命科学輪講Ⅰ〜Ⅲ」では、ゼミナール形式の授業を通じて、各研究室での研究活動の遂行に必要な知識を修得するとともに、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を養う。4年次では、3年次までの学修課程で身につけた生命科学の専門的知識と実験技術を駆使した活動に従事する。そこでは生命科学科の特徴であるバイオ分子科学、動物・人間科学、植物科学、微生物科学の各分野に関する専門知識と実験技術をもとにして、「卒業研究」に取り組み、「卒業論文」を作成することを通じて、創造的な研究活動を実践する能力を養う。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

生命科学科では、生命の総合的理解を通じて地球社会に貢献するという観点から、地球社会の諸問題に対応でき、広い分野で活躍できる人材を養成するという教育目標のもとに、次の基準を満たす学生に卒業を認定し、学位を授与します。

1)生命科学に関する幅広い知識と高い生命倫理観・専門技術者倫理観を身につけている。

2)生命科学の専門的知識と実験技術を駆使して、創造的な研究活動を行う能力を身につけている。

3)様々な課題に対して自主的・主体的に取り組み、論理的な思考を通して解決への筋道を立てる事ができる。

4)プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力に優れ、他者と連携・協調することができる。

5)社会の構成員として必要な教養を身につけ、社会貢献に対する意識とそれを実践するための能力を備えている。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

<学科が求める人物像>

応用生物科学科では、学士課程教育を行うにあたり、次のような能力を備えていると判断される者を受け入れることとします。

1)高等学校で履修する理科(化学・生物)、外国語、数学などについて、高等学校卒業相当の知識を有している。

2)自分が学習した内容を的確に表現し、伝えることができる。

3)環境、健康、資源、食糧などの諸問題に関心を持ち、これら問題の解決のため社会に貢献する意欲がある。

4)対話などにより他者との相互理解に努め、自ら学び行動する態度を有する。

<入学までに習得すべき学習等への取り組み>

応用生物科学科に入学する者として、次のように学習等に取り組んでもらうことを求めます。

1)高等学校で履修する科目、特に理科(化学・生物)、外国語(英語)、数学について、教科書レベルの知識を十分に修得しておくこと。

2)目的意識を持って課題等に取り組み、自らの考えを的確に表現できるようになること。

3)環境、健康、資源、食糧などの諸問題について知識を深めること。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

応用生物科学科では、「生物が持っている優れた機能を活用」する能力を身に付け、環境、健康、資源、食糧などの社会問題の解決に貢献できる人材を育成するために、以下のような教育を実施します。

1)本学の建学の精神「独立自活」、「知徳兼全」を涵養する基盤教育科目を配置し、グローバル人材を育成するための哲学教育、語学教育、キャリア教育を行う。

2)生命科学に関する基礎知識を学修する科目群を1、2年次の必修科目に配置するほか、自身の方向性・将来性を模索するための手がかりとして「応用生物科学序論」を開講する。

3)1年次後半以降、系統的に専門性を養うための「応用動物コース」、「植物資源利用コース」、「微生物利用コース」、「生命環境コース」の4つのコースを配置する。

4)化学実験、バイオテクノロジー実験、生物学実験、生化学実験、分子生物学実験などの実験科目、および、学外実習、微生物学体験実習、野外フィールド実習などの実習科目により、生命科学とバイオテクノロジーに関する基礎的な知識や技術を修得する。

5)条件を満たした学生は、3年次後半に「研究室演習」を履修でき、早期に卒業研究に取り組むことが可能となる。

6)3年次後半以降、原著論文を読むためのスキルを修得し、物事を多面的かつ論理的に考察する能力、および、その内容を的確に情報発信できるコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を養うための「応用生物科学輪講Ⅰ〜Ⅲ」を配置する。

7)4年次では、1年次から3年次までの学修内容を基にして、卒業研究を実施、卒業論文の執筆を行うことで、発想力、論理的思考力、問題解決力、表現力など総合的能力の向上をはかり、生物の機能を活用できる専門性を養う。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

応用生物科学科の学位授与の要件は次のとおりです。

1)幅広い教養をもち、生命科学とその応用に関する深い専門知識を有する。

2)生命科学の知識や技術を活かし、環境、健康、資源、食糧などの人類社会の諸問題を解決するための課題探求能力および問題解決能力を有する。

3)物事を多面的かつ論理的に考察し、その内容を的確に情報発信し、国内外の他者とのコミュニケーションを通じて、より良い社会の構築に貢献する能力を有する。

4)人類社会の諸問題に関心をもち、これら問題の解決のため生命科学の知識や技術を活かす意欲がある。

5)東洋大学の建学の精神である「諸学の基礎は哲学にあり」、「独立自活」、「知徳兼全」に基づいて考えて行動できる。