スーパーグローバル大学へ
地球規模の課題に立ち向かう文部科学省2014年度「スーパーグローバル大学 創成支援 タイプB(グローバル化牽引型)」に申請していた「TOYO Global Diamonds グローバルリーダーの集うアジアのハブ大学を目指して」が採択されました。「スーパーグローバル大学創成支援」は、日本の高等教育の国際競争力の向上を目的に、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や、新たな取り組みに挑戦し、日本の大学の国際化を牽引する大学などに対し重点支援を行うものです。本学が採択された「タイプB(グローバル化牽引型)」には、全国の国公私立大学から93件(私立大学38件)の申請があり、うち24件(私立大学12件)が採択されました。
スーパーグローバル大学
採択された「TOYO GLOBAL DIAMONDS グローバルリーダーの集うアジアのハブ大学を目指して」は、大学改革、教育改革を進めるとともに、ダイヤモンドの原石である学生を磨き、輝きを放つグローバル人材へと成長させる教育を実践することが目的です。エリートから中核人材まで幅広く育成することで、学生のグローバル化の状態を現在のピラミッド型の構造から、中間層の厚いダイヤモンド型へと変革していきます。「哲学教育」「国際化」「キャリア教育」を3つの教育の柱とする東洋大学は都市型大規模大学のスケール感を生かし、これまで以上に大学改革、教育改革、そしてグローバル人材の育成強化に取り組み展開していきます。
スーパーグローバル大学構想の中間評価について
2020年度、その取組みに対する2回目の中間評価が行われ、本学は総括評価 5 段階(S・A・B・C・D)のうち、前回に続いて「A」評価を取得しました。
トップ型 13校
- 北海道大学
- 東北大学
- 筑波大学
- 東京大学
- 東京医科歯科大学
- 東京工業大学
- 名古屋大学
- 京都大学
- 大阪大学
- 広島大学
- 九州大学
- 慶應義塾大学
- 早稲田大学
グローバル化牽引型 24校
- 千葉大学
- 東京外国語大学
- 東京藝術大学
- 長岡技術科学大学
- 金沢大学
- 豊橋技術科学大学
- 京都工芸繊維大学
- 奈良先端科学技術大学院大学
- 岡山大学
- 熊本大学
- 国際教養大学
- 会津大学
- 国際基督教大学
- 芝浦工業大学
- 上智大学
- 東洋大学
- 法政大学
- 明治大学
- 立教大学
- 創価大学
- 国際大学
- 立命館大学
- 関西学院大学
- 立命館アジア太平洋大学
国際化への取り組み(計画案抜粋)
GLOBAL × TOYO 国際化への取り組み
グローバル化が進み、ヒト・モノ・カネの流動性が高まるなか、新たな価値を創造することができ、国際社会で活躍できる人材の育成がこれまで以上に求められるようになりました。“アジアのハブ大学”となるべく、国際化を推進しています。時代や環境の変化に流されることなく、地球規模の視点から物事をとらえ、自分の未来を切り拓くことのできる「グローバル人財」を育成するため、現在、東洋大学ではどのような取り組みを行っているのでしょうか。
東洋大学生の留学体験記
海外での見聞を広め、研鑽を積む最も良い機会が留学です。東洋大学から留学に行ったOB・OGの留学した理由や体験談、将来の夢や現在の目標までたっぷり語っていただきました。
学生たちは何を学んだのか。~カリフォルニア州立工科大学研修~
国際地域学部(2017年4月より国際学部・国際観光学部)
毎年春季にアメリカのカリフォルニア州立工科大学ポモナ校にてホスピタリティ・マネジメント研修を行っています。約3週間の海外研修で学生たちは異国の地で何を見て、感じたのでしょうか。研修の最終週に密着しました。
ドイツ留学で見つけた、教育者への道
成田 早恵さん(国際地域学部 国際地域学科 4年)
入学後、さまざまな学びや活動から「環境」に興味を持つようになったという、国際地域学部国際地域学科国際地域専攻の成田早恵さん。「環境教育」を専門的に学ぶために、3年生から4年生にかけて、11ヵ月間の交換留学生としてドイツのマールブルク大学に留学しました。
留学生活で得たのは「行動力」
成田 遥亮さん(経営学部 経営学科 4年)
堀 友香理さん(社会学部 社会文化システム学科 3年)
カリフォルニア州立大学モントレーベイ校は23校の大学によって構成されているカリフォルニア州立大学群に加盟する総合大学で、モントレー湾からほど近い場所にあります。近隣には山や湖もある自然豊かなこの地で、経営学部経営学科の成田遥亮さんと社会学部社会文化システム学科の堀友香理さんは留学生活を送りました。
憧れのフランスで日本が好きになった
松田 恵里沙さん(経済学部 国際経済学科 4年)
修道院が海に浮かんでいるように見える、幻想的なモン・サン・ミシェル。小学生の時にテレビでそれを見た経済学部国際経済学科の松田恵里沙さんは心を奪われ、将来はフランスで暮らそうと決意します。