国際学部の教育方針(ポリシー)

各学科の3つのポリシー(2024年度入学生用)

掲載内容は変更する場合があります。(2023年12月25日現在)

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

グローバル社会への貢献をする意思を持ち、グローバルリーダーを目指す人材を広く世界に募ります。本学科は、日本人学生と留学生が共存する多様性のなかで、同じ目的を持って学ぶことができるよう広く世界に開かれた学科を目指しており、国内からは日本の将来を担うため、国際的な視点と能力とを身につけたいと思っている学生を期待します。また、留学生には、将来日本と海外との架け橋となることを目指す意識の高い学生を期待します。そのために海外直接入学や国際編転入制度などを活用します。

積極的に国際的に発信・活動し、特に「意見を交換する」「議論をする」ということの大切さ楽しさを感じている学生たちが、その問題関心と能力をさらに高めようと入学してくることを期待します。同時に留学生には、「日本の経済成長」や「日本の技術進歩」などについて学びつつ日本語能力を高め、日本との関係を強化しつつ自国の経済発展の担い手を目指す学生も期待します。

そのため、本学科においては入学者に以下のような資質と意欲を求め、それをさらに向上させていくことを目指します。

  1. 実用英語技能検定(英検)2級(あるいはGTEC・TEAPテストなどの同等水準)程度以上の英語力を有し、何より英語を学び、使い、コミュニケーションをすることが好きで積極的なこと。
  2. グローバル社会における諸問題に強い関心を持ち、対話力を駆使してグローバル・アントレプレナーシップ、グローバル・ビジネス、グローバル・コラボレーションの各領域で問題解決に向けて行動することに対する意欲。
  3. 世界の多様な文化、社会、経済、歴史や環境など多様なコンテクスト(文脈)に対して寛容な理解を示し、異なる背景を持つさまざまな主体と協調しながら、問題解決に向けた行動を行う意思。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

グローバル社会のイノベーターの基礎として、多様性理解のため幅広い教養を身につけるとともに、グローバルな対話における意思疎通の手段である英語で学び、対話し、行動するスキルを、体系的・実践的に鍛えるスタディスキル科目を提供します。その上にすべて英語で行われるアカデミック領域科目を配置し、英語を駆使する専門知識力と実践的応用力のバランスの取れた学習環境を構築します。そのアカデミック領域科目には変化する国際情勢を広く学び、国際的な起業家精神の啓蒙などを育むグローバル・アントレプレナーシップ領域、国際的なビジネスに携わる人材が必要とする経済・経営の知識を体系的にかつ実践的に学ぶグローバル・ビジネス領域、グローバル社会における問題解決やキャリアアップにつながるグローバル・コラボレーション領域を配置します。

また、充実したプロジェクト学習科目群を用意し、在学中に長期留学や海外インターンシップやボランティアなど、十分な海外経験を積めるだけでなく、個々の国際活動を成功させるための英語による対話力をつける演劇ワークショップや、海外を訪れながら問題解決型教育を行うラーニング・ジャーニーなど、知識と実践を重層的に構成した教育課程を編成することによって、卒業後すぐにグローバルな即戦力として活躍できる、創造的知識力、柔軟な思考・判断力、多様性に寛容な協働力を同時に鍛えます。

当学科の特色であるTravel, Play, Dialogueなど独自性の強いカリキュラムを通じて、多様化、複雑化するグローバル社会のなかで、的確に重要な課題を認識し、課題に対してイノベーティブでクリエイティブな解を導き、それを他者との適切なコミュニケーションを通じて実践的かつ現実的な対処方法へと昇華できる Innovative Problem Solver(先進的問題解決者)の育成を図ります。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

卒業までに学生はグローバル社会の様々な領域のイノベーターとして活動するための知識と哲学、対話・行動力を身につけます。具体的にはグローバル企業における国際ビジネスの現場、国家間の交渉や国際機関における活動などにおいて、経済と社会のバランスのとれたイノベーション実現のための知識、さらに日本の経済・社会・文化の深い理解に基づいた国際的な視野の獲得を目指します。日本人学生と留学生の多様性共存環境のもと、日本人学生にはアイデンティティの確立したグローバル人材、留学生には日本の文化・習慣まで深く理解して日本とともに地球社会のイノベーションを牽引する人材となることを求めます。

  1. 少人数・問題解決型学習により、地球社会のあらゆるところでイノベーション(=変革)を起こす人材となれる
  2. 留学生と国内学生のバランスのとれた組み合わせによる協働のグループワーク学習により、世界中の人と対話することに自信を持った人間になれる
  3. 世界のイノベーション・起業家関連の先端大学・研究機関と連携した最先端の教育内容を受けることができる
  4. すべて英語で行うが、学生の英語レベルに応じた徹底的な英語指導で支障なく受講できるようになる
  5. 社会の組織や企業と連携しリーダーとしてのさまざまな能力を、体験を通して身につけることができる
  6. 日本人全員に課せられる長期海外留学、希望に応じた海外インターンシップにより、海外で活動するための対応力を身につけられる
  7. 地球社会の様々なシステムにイノベーションを起こすリーダーシップ力や、課題を解決し、地域の自律的発展に貢献できる知識と能力を身につける

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

国際地域学科は、1997年の開設以来、学際的な教養、地球規模の視野と具体的な行動を理念に、地域(コミュニティ)から課題解決にアプローチする学科として、現場主義と少人数ゼミナールに立脚した教育を実践し、幅広い視点と自らの考えを持ち、他者と協力して課題に取り組むことのできる人材の育成に努めています。

そのため、国際地域学科国際地域専攻では、次のような学生を受け入れることとします。

  • 国際社会や地域社会が有する様々な課題への関心を有している人。
  • 地域の諸問題を広い視野から客観的に把握・分析する能力を習得し、積極的に社会に貢献したい意欲をもつ人。
  • 実践的な語学力や異文化理解とコミュニケーションの能力を備え、変化する社会に柔軟に適応できる力を身につけたい人。
  • 確たる自分をもちながら、多様な文化的背景や価値観を有する人々と協働したいと考えている人。
  • 学生と教員が一緒になって相互に学び成長する気持ちを有している人。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

本学科の教育目標を実現するために、以下の方針でカリキュラムを組み立てています。

  • 国内外の地域づくりに関わる広範な学問領域から幅広い知識を習得できるようにするとともに、専門ゼミナールを中心とした体系的な学びを提供することで専門性も高めます。
  • 外国語教育、特に英語教育を強化しています。海外での集中的な英語学習プログラムの提供、専門科目の英語での開講や海外での専門研修などを通じて、専門性を重視したコミュニケーション能力の向上を目指します。
  • 「地域づくり」における「現場主義」を掲げ、プロジェクトスタディズ科目(研修・実践系科目)を通じ現場・実務体験を充実させるとともに、1年次から少人数のゼミ(必修)や専門分野にかかる特別プログラムを通じ、各個人の目標や個性を重視した実践的な学習を行います。
  • 異文化下でのコミュニケーション能力と活動の実践力をより高めるため、在学期間中に一定期間の海外滞在を必須とします。
  • 様々な課題への自らの答えを導き出し、説得的に展開する能力があることの保証のため、卒業論文を必修とします。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

国際地域学科は、国内外の地域が抱える様々な問題を解決し、環境に調和し地域の特性を活かした「地域づくり」に貢献するという観点から、

「地域づくり」について幅広い視点と知識を持ち、自文化にかかわるアイデンティティを基に異文化を理解し、深く考え、主体的に判断し、どのような場においても行動できる力をもった人材を育成する。

という教育目標を設定しています。

このような教育目標に基づき、本専攻は、次の基準を満たす学生に対し卒業を認定し「学士(国際地域学)」を授与します。

(学生が身につけるべき資質・能力)
  • 国内外の地域が持つ諸課題を特定し、地球市民の視点でその解決の必要性を説明できる能力
  • 幅広い視点と明確な専門知識を持って地域の課題を解決し「地域づくり」を構想できる能力
  • 国内外の「地域づくり」にかかわる諸アクターと協働していくうえで必要な語学力に裏打ちされた異文化コミュニケーション能力
  • 国内外の現場において「地域づくり」を実践していく能力

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

国際地域学科地域総合専攻は、学際的な教養、地球規模の視野と具体的な行動を理念に、地域(コミュニティ)から課題解決にアプローチする学科として、現場主義を念頭に置いた教育を主として夜間の時間帯を利用して実施し、幅広い視点と自らの考えを持ち、他者と協力して課題に取り組むことのできる人材の育成に努めています。

そのため、国際地域学科地域総合専攻では、次のような学生を受け入れることとします。

  • 国際社会や地域社会が有する様々な課題への関心を有している人。
  • 地域の諸問題を広い視野から客観的に把握・分析する能力を習得し、積極的に社会に貢献したい意欲をもつ人。
  • 実践的なコミュニケーションの能力を有し、変化する社会に柔軟に適応できる力を身につけたい人。
  • 確たる自分をもちながら、多様な文化的背景や価値観を有する人々と協働したいと考えている人。
  • 昼間の時間帯に就労しながら社会の中で自分を見つめつつ、地域や社会課題の解決のための知識を習得したいという意欲を持つ人。
  • 学生と教員が一緒になって相互に学び成長する気持ちを有している人。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

本学科の教育目標を実現するために、以下の方針でカリキュラムを組み立てています。

  • 国内外の地域づくりに関わる広範な学問領域から幅広い知識を習得できるようにするとともに、イブニングの時間帯での履修だけでも卒業要件が満たせるような科目配置とします。
  • 英語教育を強化しています。英語で実施している専門科目の履修や海外での専門研修などを通じ、専門性を重視したコミュニケーション能力の向上を目指します。
  • 「地域づくり」における「現場主義」を掲げ、プロジェクトスタディズ科目(研修・実践系科目)を通じ現場・実務体験を充実させるとともに、1年次から少人数のゼミでの各個人の目標や個性を重視した実践的な学習を行います。
  • 様々な課題への自らの答えを導き出し、説得的に展開する能力を高めるために、卒業論文を執筆することも可能です。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

国際地域学科は、国内外の地域が抱える様々な問題を解決し、環境に調和し地域の特性を活かした「地域づくり」に貢献するという観点から、

「地域づくり」について幅広い視点と知識を持ち、自文化にかかわるアイデンティティを基に異文化を理解し、深く考え、主体的に判断し、どのような場においても行動できる力をもった人材を育成する。

という教育目標を設定しています。

このような教育目標に基づき、本専攻は、次の基準を満たす学生に対し卒業を認定し「学士(国際地域学)」を授与します。

(学生が身につけるべき資質・能力)
  • 国内外の地域が持つ諸課題を特定し、地球市民の視点でその解決の必要性を説明できる能力
  • 幅広い視点と明確な専門知識を持って地域の課題を解決し「地域づくり」を構想できる能力
  • 国内外の「地域づくり」にかかわる諸アクターと協働していくうえで必要な語学力に裏打ちされた異文化コミュニケーション能力
  • 国内外の現場において「地域づくり」を実践していく能力