「SDGs(持続可能な開発目標)が高等教育にどのような影響を与えるのか」について、みなさんと議論をしながら考えていきます。

日本の大学におけるSDGsの影響や効果について考えるにあたり、まずは「大学の社会に果たす役割」から見ていく必要があります。大学とは、学生が特定の分野で専門知識を学び、キャリアを準備し、研究を行う場であると同時に、地域社会や国家社会における社会的な役割を果たす場でもあります。

次に、「大学がSDGsの実現にどのように貢献できるか」を考えてみましょう。国連は、大学がSDGsに向けて人的資本を拡大し、研究を行い、アジェンダを実行する3つの役割を果たすことを提唱しています。これらのアプローチは、大学がSDGsの実現に向けて取るべき具体的な行動を示しています。
大学で行われるSDGsに関するプロジェクトとして、学内で必要とされるものの開発があります。例えば、キャンパス内でのウォーターサーバー設置を進める大学もあれば、東洋大学では「MeWプロジェクト」を進めています。これらのプロジェクトは学生のアイデアから生まれており、大学の社会的な役割を果たすことにつながります。

このように大学におけるSDGsの実現には、学生が主導して行動を起こす必要があります。この授業が、社会の問題を自分ごととして捉え、地域社会の一員として行動するきっかけになればと考えています。

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ギャラガー ニコール講師国際学部 国際地域学科

  • 専門:TESOL
  • 掲載内容は、取材当時のものです