総合情報学科 システム情報専攻

安らぎあふれる社会を、デジタルでつくる。

SGUルーム(金子雅也 助教)

英語試験・映画英語を対象とした語彙頻度分析

「TOEFLテストのリーディングセクションに必要な語彙はどのくらいだろう?」「TOEICのリスニングセクションPart3とPart4は出題形式が似ているが、高頻出する語彙は同じなのか?」「ディズニー映画『Toy Story4』と『アナと雪の女王』ではどちらの方が語彙が難しいのだろう?」このような疑問に答える研究を行っています。日本の応用言語学研究は海外と比べると大幅に遅れています。海外では2000年以前に話し言葉と書き言葉を区別して分析をすることが確立されていましたが(e.g., Schonell et al., 1956; Schmitt & McCarthy, 1997)、日本で刊行されているTOEIC・英検・TOEFLなどの本を見るとリスニングとリーディングの区別は未だ行われておらず、また、論文レベルでもこの区別がされていないことが多々あります。私は、大学院にて、語彙研究の世界的権威であるVictoria大学のPaul Nation教授から語彙研究・語彙指導方法を学びました。語彙学習・研究に興味がある方は気軽にご質問して下さい。

この研究室を希望する方へ

SGUルーム(7号館1階)は授業開講時の火・水・木曜日12時10分から16時30分まで開室しています。アメリカのteenagerを対象とした雑誌や洋画を用意していますので興味のある方はぜひご利用下さい。また、私は、TOEICやTOEFLの開発・運営団体である米国非営利教育団体Educational Testing Service(ETS)の公認トレーナーを行っています。TOEICやTOEFLに関して相談がある方は遠慮なくお尋ねください。