総合情報学部の教育方針(ポリシー)

各学科の3つのポリシー(2025年度入学生用)

掲載内容は変更する場合があります。(2024年7月1日現在)

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

メディア情報専攻では、本専攻の卒業の認定及び学位授与に関する方針に基づいて編成された教育を受けることができる者として、文系・理系を問わず、以下に記した知識・技能、思考力・判断力等の能力、態度を持つ者を受け入れる。

  1. メディアコンテンツを活用した「心豊かな生活」の実現を通じて、ウェルビーイングに貢献する意思のある者。
  2. コンピュータを用いて様々な形式のコンテンツを作成する技術を身につける意欲のある者。
  3. メディアの多様な役割と影響力を理解した上で、より良いコンテンツを作成する方法を学ぶ意欲のある者。
  4. 多様なコンテンツを容易に制作できる人工知能技術に関心をもつ者。
  5. 大学での修学に必要な基礎学力を有する者。具体的には、国語、英語、数学および文系であれば社会、理系であれば理科の基礎学力を有する者。

入学試験においては、多様性を重んじ、筆記試験だけでなく、面接を中心とした選抜方式も採用し、本専攻で学びたい意欲のある学生を、文系・理系、また国内外問わず、広く募集する。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

メディア情報専攻では、「心豊かな生活」の実現の上で求められる高度な知識力、判断力、技術力を養うという教育目標およびディプロマ・ポリシーに求める学修成果の修得を実現するため、以下の方針でカリキュラム(教育課程)を編成する。

  1. 情報デザイン学、感性情報学、知能情報学などの学問領域を主軸に置き、専門性を高めるよう「メディア文化」「表現科学」「CGサイエンス」「AIシミュレーション」の4つの領域を編成し、基盤教育の履修により、「自然科学」「人文科学」に関連する幅広い知識を修得することができるよう編成する。
  2. より良いコンテンツを作るための「知識」や「技能」を養うため、「メディア文化」「表現科学」領域の専門科目を基礎から応用まで配置し、順に履修することで段階的に学習できるようにする。
  3. 適切な表現手段を選択するための「思考力」「判断力」、実際に表現するための「表現力」を養うため、「CGサイエンス」「AIシミュレーション」領域の専門科目を基礎から応用まで配置し、順に履修することで段階的に学習できるようにする。
  4. 主体性を持ち、多様な人々と協働して学ぶ態度を身につけるため、1年秋学期より4年秋学期まで通して演習科目を配置する。
  5. 自らの問題意識で物事を解明する力を身につけるために、「卒業論文」を必修にする。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

メディア情報専攻では、文理融合のもと、CG・VR、生成系AI、シミュレーション、グラフィック・Webデザイン等の情報通信技術を駆使し、メディアコンテンツによって「心豊かな生活」を実現することで、ウェルビーイングに貢献できる人材を育成するという教育目標のもとに、次の基準を満たす学生に卒業を認定し、学位を授与する。

  1. 知識・技能:メディアの役割やより良いコンテンツを作成する方法に関する知識を有し、コンピュータを用いて多様な形式のコンテンツを作成する技能を有する。
  2. 思考力・判断力、表現力等の能力:多様な事象に応じて適切な表現手段を選択し、様々なツールを使用して実際に表現できる能力を有する。
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:多様なコンテンツ制作の演習や卒業研究を通して、他者とコミュケーションをとりながら主体的に行動できる能力を有する。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

心理・スポーツ情報専攻では、本専攻の卒業の認定及び学位授与に関する方針に基づいて編成された教育を受けることができる者として、文系・理系を問わず、以下に記した知識・技能、思考力・判断力等の能力、態度を持つ者を受け入れる。

  1. 「心身の健やかさ」の実現を通じて、ウェルビーイングに貢献したいという意思を有する者。
  2. 人の心に興味があり、心理学を社会に役立てたいという希望を有する者。
  3. 自身がスポーツを実践し、または観戦するなどスポーツ分野に対する興味を有する者。
  4. IT(情報通信技術、人工知能、ビッグデータなど)をスポーツまたは心理分野に応用することに可能性を感じる者。
  5. 大学での修学に必要な基礎学力を有する者。具体的には、国語、英語、数学および文系であれば社会、理系であれば理科の基礎学力を有する者。

入学試験においては、多様性を重んじ、筆記試験だけでなく、面接を中心とした選抜方式も採用し、本専攻で学びたい意欲のある学生を、文系・理系、また国内外問わず、広く募集する。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

心理・スポーツ情報専攻では、「心身の健やかさ」の実現の上で求められる高度な知識力、判断力、技術力を養うという教育目標およびディプロマ・ポリシーに求める学修成果の修得を実現するため、以下の方針でカリキュラム(教育課程)を編成する。

  1. 心理学、スポーツ科学、情報学などの学問領域を主軸に置き、専門性を高めるよう「心理情報」「スポーツと心理学」「スポーツ情報」「データサイエンス」の4つの領域を編成し、基盤教育の履修により、「自然科学」「人文科学」に関連する幅広い知識を修得することができるよう編成する。
  2. 1〜3年次それぞれに上記4領域の専門科目を基礎から応用まで配置し、順に履修することで段階的に学習ができるようにする。
  3. 「思考力」「判断力」「表現力」を養うため、1年次からそれぞれの段階に応じて実践的な科目を配置する。
  4. 主体性を持ち、多様な人々と協働して学ぶ態度を身につけるため、1年秋学期より4年秋学期まで通して演習科目を配置するとともに、卒業論文を必修とする。
  5. 各種資格に必要な科目を無理なく取得できるよう1〜3年次にバランスよく配置する。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

心理・スポーツ情報専攻では、文理融合により心理およびスポーツの分野でAI、データサイエンス等の情報通信技術を駆使し、「心身の健やかさ」を実現することで、ウェルビーイングに貢献できる人材を育成するという教育目標のもとに、次の基準を満たす学生に卒業を認定し、学位を授与する。

  1. 知識・技能:心理情報領域では、「臨床心理学」、「産業・組織心理学」、「心理学統計法」、スポーツ情報領域では「運動科学」、「スポーツメカニクス」、「スポーツ情報処理」、スポーツと心理学領域では「スポーツ行動心理学」、「トレーニングにおけるリスクマネジメント」、「エクササイズ指導」などの知識を有する。
  2. 思考力・判断力、表現力等の能力:上記の知識にITを利活用することで社会に役立つ実践力を有する。
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:スポーツおよび心理学を題材とした演習や卒業研究を通して、社会の多様性に関する理解と、相手の立場・考え方を尊重しつつ主体的に行動する力を身につけている。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

システム情報専攻では、本専攻の卒業の認定及び学位授与に関する方針に基づいて編成された教育を受けることができる者として、理系を中心に、以下に記した知識・技能、思考力・判断力等の能力、態度を持つ者を受け入れる。

  1. 「安全・安心・快適な社会」の実現を通じて、ウェルビーイングに貢献する意思を有する者。
  2. 社会に存在する問題に対する意識を持ち、AI・IoT・ビックデータなどの情報通信技術の活用によってその解決を図ろうとする強い意志を有する者。
  3. システム・ソフトウェア開発、データ分析に必要となる論理的思考能力を持つ、あるいはその能力を高め意志を有する者。
  4. AI利用、システム・ソフトウェア開発、データ分析の技術を身につける意志を有する者。
  5. 大学での修学に必要な基礎学力を有する者。具体的には、国語、英語、数学、理科および文系であれば数学、理系であれば数学・理科を得意とする者。

入学試験においては、多様性を重んじ、筆記試験だけでなく、面接を中心とした選抜方式も採用し、本専攻で学意欲のある学生を、国内外問わず、広く募集する。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

システム情報専攻では、「安全・安心・快適な社会」の実現の上で求められる高度な知識力、判断力、技術力を養うという教育目標およびディプロマ・ポリシーに求める学修成果の修得を実現するため、以下の方針でカリキュラム(教育課程)を編成する。

  1. AI、システム・ソフトウェア、情報工学などの学問領域を主軸に置き、専門性と応用力を高めるよう「AI応用」「システム・ソフトウェア開発」「プログラミング」「ビジネス創造」の 4つの科目領域を編成する。また、基盤教育の履修により、「自然科学」「人文科学」に関連する幅広い知識を修得することができるよう編成する。
  2. 情報通信技術の「知識」、社会の問題解決に資するAI活用、システム・ソフトウェア開発、プログラミング、データ分析の「技能」を習得できるようにするために、上記4領域の専門科目を基礎から応用まで配置し、順に履修することで段階的に学習ができるようにする。
  3. 社会における問題を自ら定義し、情報通信技術の活用によってその解決を図るうえで求められる高度な「思考力」「判断力」「表現力」を養うため、「ビジネス創造」科目領域を設定し、他の科目領域で培った知識・技能を「安全・安心・快適な社会」の実現に向けて実装展開するための実践的な科目を配置する。
  4. 主体性を持ち、多様な人々と協働して学ぶ態度を身につけるため、1年秋学期より4年秋学期まで通して、システム・ソフトウェア開発、業務要件定義を題材とした演習科目を配置するとともに、卒業論文を必修とする。
  5. 教員第一種免許(情報)の取得に必要となる科目を提供する。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

システム情報専攻では、プログラミングスキルならびに情報工学分野の知識をもとに、AI、システム・ソフトウェア、データサイエンス等の情報通信技術を駆使したDX(デジタルトランスフォーメーション)によって「安全・安心・快適な社会」の実現を以てウェルビーイングに貢献できる人材を育成するという教育目標のもとに、次の基準を満たす学生に卒業を認定し、学位を授与する。

  1. 知識・技能:情報通信技術の知識を持ち、社会の問題解決に資するプログラミング、AI活用、システム・ソフトウェア開発、データ分析の技能を有している。
  2. 思考力・判断力、表現力等の能力:社会における問題を自ら定義し、AI、システム・ソフトウェア、データの活用によってその解決を図ることができる能力を有している。
  3. 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度:システム・ソフトウェア開発、要件定義を題材とした演習や卒業研究を通して、社会問題ならびにその多様性に関する理解と、相手の立場・考え方を尊重しつつ主体的に行動する力を身につけている。
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