電気電子情報工学科

明日の地球につながる技術

電磁エネルギー変換デバイス研究室(羽根吉紀 講師)

電磁エネルギー変換デバイスの高効率化

近年、地球環境保全・省エネルギーの観点から、太陽光や風力をはじめとした再生可能エネルギーの普及促進や、ガソリン車から電気自動車などへの移行に代表される動力の電化が進んでいます。そのため、電力系統で用いられるトランス(変圧器)や、電気自動車の動力源となるモータの、さらなるエネルギー効率向上が強く望まれています。
本研究室では、モータやトランスなど電磁エネルギー変換デバイスの高効率化に関する研究を行うことで、地球環境問題やエネルギー問題の将来的な解決を目指しています。具体的には、機器設計に欠かせない電磁気現象や制御回路などをシミュレーションする解析技術の高度化、新構造デバイスの設計および試作試験などを行っており、ソフト・ハードの両方ともに取り組むことが出来ます。
電磁エネルギー変換デバイスは、200年近い歴史を有しながら、今なお盛んに研究されており、日進月歩で進化している分野です。これから研究を始める学生の皆さんにも、自ら新しいアイディアを生み出して形にするチャンスがあります。

この研究室を希望する方へ

以下のうち、どれか一つでも当てはまる方は大歓迎です!
①再生可能エネルギー発電や電気自動車など電気エネルギー利用製品に興味がある人。
②地球環境問題やエネルギー問題に関心がある人。
③コンピュータやソフトウェアが好きな人。
④実験や電子工作が好きな人。
⑤自動車メーカ、電機メーカ、重工メーカなどへの就職を希望している人。
⑥「自ら課題を設定し、真理を追究し、解決に導く」という研究のプロセスを楽しめる人。

また、より高い専門性を身に付けるために、ぜひ大学院への進学も検討してみて下さい。