機械工学科
暮らしを支えるものづくりの理論×実践。こんな資格がめざせます
- 技術士(JABEE認定プログラムであるため、第一次試験が免除されます。)
- 中学校教諭一種(数学・理科)
- 高等学校教諭一種(数学・理科・工業)
- エネルギー管理士
- 計算力学技術者
- 1・2級建設機械施工技士
こちらは最新の予定になり、今後変更する場合があります。
活躍できるフィールド
ものづくりの力を幅広い業種で発揮
実践的なものづくり力を生かし、精密機械、自動車、鉄道、ロボット、鉄鋼、輸送機器、情報通信機器、セキュリティ機器などの製品の設計開発を行うエンジニアをはじめ、教員・公務員などにも進路が広がっています。大学院に進学して、研究開発職に就く人も多くいます。
- 自動車製造業
- 鉄道・航空業
- ロボット・精密機械業
- 鉄鋼業
- 食品・医療分野などの生産・技術職
身につく主な社会人基礎力
社会人基礎力とは、経済産業省が提唱する「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」をあらわす概念です。
世の中の変化にも柔軟に対応できる力
しっかりとした基礎力と自分の考えを分かりやすく他者に説明し、表現できる能力を育てます。世の中が激しく変化する現代において、冷静かつ柔軟な判断力を持った技術者として活躍できます。
キャリアの取り組み
インターンシップ
本学科では創設以来50年以上にわたって、学生が社会を実践的に学ぶ機会としてインターンシップを行っています。これは学内での事前教育を受けた3年生が夏休みの期間を利用して、近隣企業や公共機関のインターンシップに参加するというものです。実際に企業での実習を体験することで、授業で得る知識の重要性を認識するとともに、職業意識の向上、自分自身の職業に対する適応性の把握などを目指します。参加した学生は、工作機械による加工・組立、製品検査、CADによる設計などの研修内容を通して、企業での仕事の一端を学びます。そして終了後は、学内での成果発表会でインターンシップの経験や身につけたことを発表します。また、長期インターンシップ制度を使って、数ヶ月にわたって企業での研究や実験を行っている学生もいます。
JABEE認定カリキュラム
機械工学科のカリキュラムはJABEE(日本技術者教育認定機構)に認定されています。本学科を卒業すると、国家資格である技術士(Professional Engineer、 Japan(P.E. Jp))の第一次試験が免除され、卒業と同時に「修習技術者」となります。修習技術者は企業等で4年以上の実務経験を積むことで、第二次試験を受験することができるようになります。本学科のカリキュラムは、機械工学分野の修習技術者として必要とされる基幹科目(熱力学、流体力学、機械力学、材料力学、制御工学、計測工学)に加え、技術者に必要とされる計画・管理能力、コミュニケーション能力などを養うための製図等の実習や卒業研究も含んでいます。
卒業後の進路(就職先の例など)
機械工学の専門知識を習得することで、産業機械や自動車などの技術開発、家電や食品、医薬品などにおける生産設備の設計や監理、さらに鉄道やプラント設備のメンテナンスなど、実に多種多様な分野への道が広がっています。本学科卒業生の最近の就職先の例としては、
SUBARU、日産自動車、本田技研工業、
スズキ、日産車体、日立ASTEMO、マレリ、
テイ・エステック、タムラ製作所、富士電機、
富士通ゼネラル、ダイフク、不二越、
宇宙技術開発、東海旅客鉄道、東日本旅客鉄道、
総合車両製作所、日本電産、三菱マテリアル、
YKK、THK、山九、富士ソフト、東京都庁
などがあります。また、高校教員や公務員などの道に進んだ卒業生もいます。大学院へ進学し、研究開発職に就いた卒業生も多くいます。