景観とは、環境の調和により構成され、人間の感性により知覚されます。良好な景観は人々の心に根付き、地域、都市、国家の貴重な財産となります。一方で、歴史の移り変わりとともに、貴重な財産であるはずの景観が失われていることがあります。景観工学の分野では、良好な景観の創出と保全について研究し、魅力的な景観を将来に残すための環境づくりを目指します。
景観工学・ランドスケープデザイン研究室(神山藍 准教授)
景観という視点から地域や都市の形成に関する研究

景観の保存・修景・持続に関する研究
優れた景観から、歴史的価値、文化的価値、景観の捉え方を理解し、景観の保存、修景、持続を考え、将来に向けて計画し、提案するための研究を行ないます。




景観シミュレーション分析に関する研究
過去の歴史的資料あるいは現在のデータから景観を調査し、シミュレーション分析により、景観の復元や持続可能な環境を提案します。シミュレーション分析には、GIS(地理情報システム)、CAD等を使用し、2次元および3次元モデルを構築します。



景観デザイン計画に関する研究
空間や土地を気象、地形、地質、土壌、水、生物などの項目において調査・分析し、企画立案、土地利用計画、デザインを実践します。


この研究室を希望する方へ
美術に造詣が深くデザインを学びたい学生、自然に興味があり、フットワークが軽くフィールドワーク・調査が好きな学生、歴史や文化に興味があり、文献を読むのが好きな学生、国内・海外旅行することを趣味とする学生は本研究室に向いているかもしれません。
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