スポーツを多角的に捉えることでその可能性を理解し、健康問題をはじめとした少子高齢化・人口減少社会におけるさまざまな課題について、スポーツを通じた解決策を探ります。機能的、社会・文化的な側面から学びを深め、科学的思考を伴った専門的知識と技術を修得。健康づくり、アスリートのパフォーマンス向上、そして広く社会のQOL(Quality of Life=生活の質)向上に貢献できる人材を目指します。
スポーツを通じて健康を支え、社会に貢献する。
こんな資格がめざせます
- 中学校教諭一種(保健体育・保健)
- 高等学校教諭一種(保健体育・保健)
- 養護教諭一種
- 小学校教諭二種
- 健康運動指導士
- 初級パラスポーツ指導員
- レクリエーション・インストラクター
- 第一種衛生管理者
- トレーニング指導者
- 公認スポーツ指導者
- GFI(グループエクササイズフィットネスインストラクター)
- こちらは最新の予定になり、今後変更する場合があります。
活躍できるフィールド
健康サポートやトレーニング指導の専門家に
高齢者・障害者・児童を対象とした福祉施設や官庁・自治体・市区町村の健康管理関連部署、またはスポーツ施設関連の民間企業などでの活躍が期待できます。また、介護リハビリテーション指導員、大学院進学などの道もあります。
- スポーツ健康関連産業
- 医療機関
- スポーツクラブ
- 健康増進施設
- 一般企業(食品メーカー、小売業 など)
- 保健体育教諭
- 養護教諭
- 官公庁
- 行政の健康づくり部門
- 大学院進学
- 青年海外協力隊 など
身につく主な社会人基礎力
- 働きかけ力
- 計画力
- ストレスコントロール力
- 社会人基礎力とは、経済産業省が提唱する「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」をあらわす概念です。
楽しく正確な健康指導ができる人に
スポーツを介した健康づくりを軸に、子どもや高齢者、障がい者など幅広い層に、楽しく正確な健康指導ができる力を養います。
キャリアの取り組み
GFI(グループエクササイズフィットネスインストラクター)養成講座
GFI(グループエクササイズフィットネスインストラクター)の取得に向けた養成講座を課外講座として、毎学期(全14回)開催しています。大手スポーツクラブの就職試験でも、この資格取得に関する質問があるようですが、資格を取ることだけがこの講座の目的ではなく、この講座を修了できた学生は、「プログラムをつくり、見せ、教える技術」を確実に身につけられます。最近、スポーツクラブなどでは、音楽に合わせて行うグループ運動プログラムが増えてきています。その種類はエアロビクスにとどまらず、格闘技系、筋強化系など多種多様です。それら音楽に合わせて行う運動指導には、音楽のフレーズに動きが合っていることや、指導者が参加者と同様に動き、見本を見せながら、次の動きに導くことなど共通した特徴があり、これらを指導するには訓練を必要とします。本学科では、授業科目として「健康スポーツアクティビティ(エアロビクス)」、「エアロビクス指導法」などを学んだ後、この養成講座を受講することにより、音楽に合わせてグループ運動を指導する技術を確実に修得できるよう目指しています。

保健体育科教諭志望者への専門的知識および実践的力量を形成するサポート
本学科では学生の保健体育科教育の知識や指導(支援)力に関して、さまざまなサポートを行っています。
教職支援室の活用による教員採用試験に向けた学習のサポートおよび学校現場におけるボランティア活動場所の提供を通して、専門的知識および実践的力量の形成を促しています。また、模擬授業を中心としたプログラムでは、さまざまな運動領域の指導(支援)練習を実施しています。参加者は保健体育科教諭志望者からなり、当該の運動領域の担当学生が全体のマネジメントを行います。そこでは、運動技能の向上という枠を超えて体育授業における教授技術の獲得・洗練が目指されます。さらに、参加者は常に安全性の管理を心がけ、施設‧用具の利用に関しても細心の注意を払うような姿勢も習得しています。このように本学科では、保健体育科教諭に必要とされるさまざまな要素を育むことのできるプログラムを用意しています。




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