インターンシップを通して、魅力ある企業を発見

もともとは公務員志望でした。でも、唯一憧れだった東日本旅客鉄道(JR東日本)だけは入社試験を受けました。JR東日本との出会いは、3年次に参加したインターンシップでのこと。ちょうどJR東日本から鉄道工事を受託している企業へインターンシップ研修することになったのがきっかけです。線路の上に桁橋の架設工事を行う現場で研修を行いました。深夜のうちに工事は終わりますが、万一の場合に備えて臨時ダイヤを考えているというお話を聞きました。細かい所までお客さまのことを考えて取り組んでいる会社であることを具体的に知り、また、そうした誠実な姿勢に心を惹かれました。JR東日本の社員の方とも交流が生まれ、生活を支えるインフラ整備という仕事のやりがいや、多くの人を統率して数億円というプロジェクトを完成させる仕事の醍醐味を実感することができました。

先生方の親身なサポートが、心の支えに

都市環境デザイン学科の先生方は、研究内容だけでなく試験対策や進路なども相談できる、とても身近で心強い存在です。例えば、通常の授業とは別に公務員試験向けの講義を週に1回開催。夏期休暇にも先生が交代で指導してくださいました。就職活動の際には、企業研究について様々なアドバイスをいただき、それによりポジティブに取り組むことができました。また、研究室と企業との共同研究テーマだった「液状化側方流動防止工法の開発」では、企業相手にプレゼンをするなど充実した研究を行うことができました。新聞に掲載されるほど注目を集める新工法で、現在実用化が検討されています。世の中の注目を集めるほどの研究に関われたことは、わたしの自信にもつながりました。将来は、災害に強い鉄道づくりに取り組みたいと思っています。

4年間の学び

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企業の方々への展示会でのプレゼンテーションは大きな自信につながった

1年次

熱意のある指導で、苦手の物理学にも興味がわく
数学、物理学、化学、生物学などの基礎知識を中心に幅広く学びます。苦手だった物理学は、オリジナルの教材を使った分かりやすい授業と、つまずいても理解するまで教えてくださる先生の熱意ある指導で、一気に興味がわく学問になりました。

2年次

学実践に即したグループでの共同実習を体験
2年次になると、1年次に学んだ基礎力を確認するため、実践型のグループワークの授業が増えました。履修した「都市環境デザイン学演習」もその一つ。グループ内では測量結果を書き留める記録係を担当。設計図の作成が迅速に着手できるように、記録表のまとめ方に苦心。そのおかげで情報整理力が鍛えられました。

3年次

インターンシップでコミュニケーションの重要性を学ぶ
鉄道工事を請け負っている企業にインターンシップ生として参加。施工管理は、現場のスタッフが円滑に仕事を進められるように、報告・相談・連絡のコミュニケーションが大切な仕事だと学ぶことができました。また、測量を任された時に手渡された設計書に、知っている計算式を見つけたときは、講義で学んだことが現場で生きることを実感しました。

4年次

新聞にも掲載された新技術を研究
わたしが所属していた研究室で取り組んでいた「液状化側方流動防止工法の開発」。これを、他の企業に広めるために展示会に参加しました。実用化も検討されており、新聞にも掲載されました。この研究に関われたことで、将来は災害に強い鉄道をつくりたいという目標も生まれました。
高校時代のわたし
高校生のころから、街づくりには興味がありました。いつもの光景として眺めている建物や街並など、一つひとつに施されている細かい工夫を知れば知るほど自分もやってみたいと思うように。受験勉強を始めたのは2年次から。センター試験の問題を一つの基準に、安定して点数が取れるよう基礎を大切にしました。

アドバイス

一生懸命に取り組み、人との出会いを大切に
熱心に指導してくださる先生方との出会いや、仕事の面白さを教えてくれた社会人の方との出会いなど、気がつけば、いろいろな人との出会いによって、自分の目指すべき道を見つけられたと思います。人との縁を大切にしながら、目の前のことに一生懸命取り組めば、必ず誰かが見てくれています。何事にも、全力でチャレンジしてください。

谷川 真里さん理工学部 都市環境デザイン学科4年

  • 内定先:東日本旅客鉄道株式会社
  • 埼玉県立春日部女子高等学校出身

  • 掲載内容は、取材当時のものです