社会心理学科

人びとの関わり、心の動き。

こんな資格がめざせます

  • 認定心理士
  • 公認心理師(受験資格)※1※2
  • 社会調査士
  • 学芸員
  • 社会福祉主事(任用資格)

※1 学部で所定の科目の単位を修得し卒業した後、大学院にて所定の科目の単位を修得し修了する、もしくは実務経験を積むことで受験資格が得られます。

※2 当学科は、公認心理師の学部カリキュラムに対応しています。なお、本学大学院の社会学研究科社会心理学専攻は、公認心理師の大学院カリキュラムに対応していません。

こちらは最新の予定になり、今後変更する場合があります。

活躍できるフィールド

科学的な態度を持って、心と社会の問題にアプローチする

卒業生たちは、社会心理学科の4年間の学びから得た実践力を活かして、様々なフィールドで活躍しています。

産業・開発
公共・司法
医療・福祉
研究・教育 など

卒業生の多くが一般企業に就職し、人事・広報・マーケティング部門など様々な立場から、心理学の知識とデータサイエンスの技能を活用しています。公務員の職に就く方や、心理専門職や研究職を目指して大学院に進学する方もいます。

身につく主な社会人基礎力

  • 働きかけ力
  • 課題発見力
  • 状況把握力

社会人基礎力とは、経済産業省が提唱する「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」をあらわす概念です。

人の心を理解し、よりよい社会をつくる

社会のさまざまな問題や出来事に、人の「心」がどのように関わっているかを理解し、科学的な方法で研究しながら、よりよい社会の構築へ向けて解決策を提案できる力を育てます。

キャリアの取り組み

TOYO社会心理コミュニティ

社会心理学科は、TOYO社会心理コミュニティという活動を行っています。2022年にはWebサイトもオープンしました。学年を超えて、社会心理学科全体で縦のつながりを築くことを目的としており、そのために随時、学生と卒業生との懇談会も実施しています。こうした懇談会には、さまざまな業種・職種で活躍中の卒業生の方々が多数参加され、進路決定の経緯や就職活動での体験談、実社会における仕事の様子など、いろいろな話をうかがうことができます。縦会は学生たちにとって職業や就職について情報を交換する場であるだけでなく、就職活動や大学院進学に関する悩みを相談したり、進路決定のアドバイスを受けたりできる、貴重な機会となっています。

2014年度からは、卒業生とのネットワークをさらに発展させ、働く先輩との情報交換も行われています。就職活動を目前に控えた学生が、仕事内容や今の仕事に就いた経緯、学生時代の過ごし方などについて、先輩方の話を詳しく聞きます。

個人面談

本学科では、演習(ゼミ)担当の教員とゼミ生との個人面談が、年に数回行われています。この面談では、勉学や学生生活に関することはもちろん、将来の進路についても話をし、そのために必要な心構えや利用可能な資源についてアドバイスを行っています。

学生の中には、一般企業を志望する学生のほか、公務員や大学院への進学を考えている学生もいますが、どのような進路であっても、関連する情報や学内部署を紹介した上で、個別対応による細やかなサポートを行っています。

外部講師によるキャリア教育

本学科では、さまざまなビジネスの第一線で活躍されている方々を、外部講師として招へいしています。講義形式での話やワーク形式での演習などを行うことで、学生のキャリア意識の喚起・育成を目指しています。新卒採用担当の人事部長からは、どのような視点で学生の何を評価しているのかについて、起業された方々からは、自ら仕事を創造するという社会人のあり方について、具体的に話していただきます。本学科では、これからの社会を現場で支える人材を育成するために、多様な観点からキャリアデザインとワークライフバランスについて考える機会を学生たちに提供しています。