グローバル化が深化した世界において、人びとの多様性を理解し、持続可能な国際社会の創出に貢献する人材が求められています。
教室での学びとともに「現場」で学ぶフィールドワークを重ねながら、多文化共生を実践的に担い、次世代の国際社会を率いる「地球市民(グローバル・シティズン)」となることを目指します。
多様性に学び、グローバルな共生社会を創造する。
グローバル化が深化した世界において、人びとの多様性を理解し、持続可能な国際社会の創出に貢献する人材が求められています。
教室での学びとともに「現場」で学ぶフィールドワークを重ねながら、多文化共生を実践的に担い、次世代の国際社会を率いる「地球市民(グローバル・シティズン)」となることを目指します。
これからの企業や行政組織は、国連SDGs(持続的開発目標)の軸をなす多文化共生と多様性の支援・活用に積極的に取り組むことが求められることになるでしょう。本学科は、そうした次世代の職域で強く望まれる人材の育成を目指します。一般企業においては、特に商社やコンサルタント、マーケティングの分野で活躍できる人材を育成します。卒業生は次のようなフィールドで活躍することが期待されます。
フィールドワークでの取材力や行動力、議論する力、国際交流を深める語学力を伸ばしながら、他者への感性を育て、自ら社会へ発信できる力を養います。
1年次の「国際社会体験演習」(必修科目)では、国内外における複数の学外体験学習プログラムを用意しています。この演習では、学生たちがグローバル化や多文化共生に関わる国内外の現場を直接、体験することにより、現代社会の課題の発見とその解決に向けた気づきをえて、本学科における学びのデザインを自ら構想していきます。
2年次には、プロジェクトベースの学習プログラム「国際社会プロジェクト演習」を選択することができます。この演習を履修する学生は、「フェアトレード」や「異文化理解」、「地域社会における多文化共生」といったテーマで、学生主体のチームを作り、学外のNPOやNGOとかかわりあって組織を運営しながら、自ら課題を発見し、解決していく実践的な能力を身につけます。
一方、「ボランティアとインターンシップ」(選択科目)では、履修生が自らテーマを決めて、一定期間の学外での活動を経たのち、報告書を提出することで単位を取得します。履修生は、日本における地域おこしや国際交流、教育・福祉などの社会的課題に取り組む企業やNPOの活動に参加し、働きながら、自ら考え、行動する態度を身につけます。
本学科では、「社会調査士」の資格取得に必要な科目である「社会調査および実習」を履修することができます。この実習では、質的調査(主にインタビュー調査)や量的調査(主にアンケート調査)の方法を実践的に学びます。基礎講義の「社会調査入門」で学ぶ社会調査の意義や方法をふまえ、本実習では、学生自らが現場に赴いて調査を実施し、調査結果の分析から報告書の作成までの作業に取り組みます。この過程で、あらゆる職業に必要な社会調査の基礎力を身につけます。
また、本学科では「宗教文化士」の資格取得に必要な科目を履修することもできます。「宗教文化士」は、世界と日本の諸宗教の歴史と現状に関する幅広い知識を身につけた人に認定される資格で、旅行・観光業、公務員、冠婚葬祭業、教育関係などのさまざまな職業において活かすことができます。学生は、所定の諸科目(「宗教社会学」「イスラーム世界論」など)を履修し単位を取得することで、資格認定機関の宗教文化教育推進センターが実施する認定試験の受験資格を得ることができます。
日本語教育とは、日本語を母語としない人たちに対し、日本語を外国語として教授する活動で、日本を含む世界の百数十の国々で行われています。特に日本における日本語教育の場合、学習者が多国籍であることが大きな特徴となります。世界中から日本に集まった人々の、多様な母語・多様な文化に配慮しつつ、日本語を効果的に教えるためには、専門的な知識と能力が必要であり、こうした資質をもって職務にあたるのが日本語教員です。その中でも、国が定めた条件を満たした人は、登録日本語教員とよばれます。東洋大学日本語教員養成プログラム(文学部国際文化コミュニケーション学科主管)は、社会の要請に応える優れた登録日本語教員を育てることを目標にしています。
本学科は、外国語を学ぶことに加えて、「外国語で学ぶ」ことにも力を入れています。英語はもちろんのこと、ドイツ語、フランス語、中国語、ハングルといった多様な言語を学ぶ機会を提供するとともに、その背後にある社会や文化に関する豊かな知識を深めるための講義や演習も多数、開設しています。たとえば、外国語の上級クラスでは、当該言語を用いてその地域の社会事情を学びます。他に、日本、アジア、アフリカ、南北アメリカ、ヨーロッパ、中東それぞれの専門家による各地域の「社会文化論」も準備されています。
国際社会学科には1年から4年まで、少人数でグローバル化をめぐる諸課題の研究に取り組む「演習」がおかれます。そのうち1コースでは、4年間、英語のみをつかって“Global Diversity Studies”を学びます。英語コースは、長期留学や海外インターンを希望する学生や長期留学から帰国した学生の学びをサポートする役割も担っています。このコースでは、英語で学び、英語で考え、英語で自らの考えを表現できる確かな言語スキルと広い知見を武器に、世界で活躍できる人材の育成を目指します。
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