本研究室のテーマは「命を支える工学技術」です。IoTやAIなど最先端技術や人間工学の観点から、診断・治療・予防・健康増進につながる機器やアプリを開発・評価します。ヘルスケアに携わる医療従事者などを工学技術で支え、健常者・患者・高齢者・障害者が共生できる社会を目指します。
医療機器の「使いやすさ」の研究では、同じ医療機器でも形状やサイズの僅かな違いが「使いやすさ」に大きく影響することから、操作力計測(図)や人間工学実験で「使いやすさ」を測ることにより、より高品質な製品の選択や、多様な医療従事者にも受け容れられる製品の開発に繋げます。
またIoTを活用した薬の飲み忘れを防止するシステムや、バーチャルリアリティを用いた一次救命処置(人工呼吸やAEDなど)(図)のトレーニングシステムの開発を進めています。