法律学科(イブニングコース)は、法律学科とともに創設されました。このため、法学部の理念や教育目標のもとで、社会の基盤となる法に関する知識、および、それを実際に使いこなすためのリーガルマインドを習得し、社会で不断に生起する様々な問題について、自らの頭で考え、法でもって解決することのできる能力を有する人材の養成を目的としています。また、グローバル化した社会においては、そうした問題は、国内のみならず国際的にも生じることから、法律問題のグローバル化にも対応できるように、外国法に関する素養をもった人材の養成をも目的としています。その上で、社会人の再教育による法的な知識や思考の高度化をはかるとともに、法曹人や法曹隣接実務家、各種公務員などの他、多様な分野で活躍し得る人材の育成を目的とします。
法律学科(イブニングコース)では、社会人を含む学生の多様なニーズに対応するため、履修モデルは採用しておらず、必修科目についても法律学を学ぶ上で不可欠な4科目8単位に抑えています。
その上で、学生は、1)グローバル化社会に対応することのできる語学力の習得、2)リーガルマインドを支えるための幅広い教養の涵養、3)法律学の諸領域から各自のキャリアプランに応じた科目や豊富な演習科目の履修を通じ、法的素養を備えた社会人として、様々な職業につく能力の修得を教育目標としています。