Spoken English VS Written English - 文法は「一つ」じゃない! 英語を話すためのコツと書くためのコツ –

2019年8月7日

英語には、Informal spoken English(話し言葉)とFormal written English(書き言葉)があります。「話し言葉」は、整合表現(congruent expressions)を使って、短い文を接続詞でつないでいきます。そのため、話し手も、聞き手も理解しやすい特徴があります。一方、「書き言葉」は、不整合表現(incongruent expressions)を使って動詞の名詞化(nominalization)を心掛け、名詞構文を作ります。それによって多くの情報を盛り込めるため、難しいことを正確に表現することができます。英語を読んでいて、理解しにくい場合は、長い名詞の中に文が潜んでいないか探してみてください。名詞構文を元の動詞に戻すと、何が言いたいのかがわかります。このように「話し言葉」と「書き言葉」では、それぞれ文法的に違いがあり、注意すべきポイントも異なります。つまり、日常会話ができるからといって、難しい文章を読んだり書いたりすることができるようになるわけではありません。英語力を高めるためには、「Spoken English」と「Written English」のコツをそれぞれ身に付ける必要があります。

cf-staff-古田_直肇

氏名 (姓名は半角スペース区切り)
古田 直肇
職名
准教授
学部
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学科・専攻
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サムネイル写真
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フリーテキスト (専門、等)

専門:英語史・英語教育、古英語研究・英文法研究

※掲載内容は、取材当時のものです

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