効果的な音読練習とは? What makes English oral reading effective?

2018年5月23日

音読の練習は、生徒に英語を理解させるだけでなく、使わせる場面をたくさん設けるために、とても大切です。ここでは、先生が生徒にお手本を示すために大切なModel Readingを練習し、効果的な音読指導について学びます。音読の練習は、積み重ねることで読み方の知識がつくため、Readingの指導で欠かせない、大切な活動の一つと言えます。教師が心掛けるべきことは、さまざまな読み方を提供することです。一斉音読、バラバラ音読、かぶせ読み、ペア音読、役割音読、スラッシュ音読など方法を変えることで、同じことを繰り返しているという感覚を持たせずに、飽きることなく何度も繰り返させることができるのです。Model Readingには、Picture cardsを使うと効果的です。良いModel Readingの条件は、正確な発音で、意味を考えながら、英語のprosodyを多少誇張し、感情を込めて読むことです。元気よく、生徒を先導するつもりで、場面を想像しながら、登場人物の気持ちになって読んでみましょう。また、音読指導の留意点として、本文はほぼ暗唱しておくことが大切です。抑揚をつけ、感情移入して読むことや、目線を生徒に向け、様子を観察する余裕を持つためです。何度も繰り返すことで、結果的に英語の表現が頭に残ります。指導を行う際には、生徒をこの状況へ持っていくことができるとよいでしょう。

cf-staff-大田_悦子

氏名 (姓名は半角スペース区切り)
大田 悦子
職名
准教授
学部
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学科・専攻
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サムネイル写真
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フリーテキスト (専門、等)

専門:英語教育学

※掲載内容は、取材当時のものです

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