2015年6月18日

ユネスコの無形文化遺産に登録された和食。和食の特徴としては多様で新鮮な食材と素材の味わいを利用していること、バランスがよく健康的であること、自然の美しさを再現していること、そして年中行事との関わりなどが挙げられます。海外でも和食の人気は高く、ジャパニーズレストランは地元の外国人に親しまれています。一方、同じく無形文化遺産の地中海料理の学術論文が2,110件あるのに対し、和食の論文は130件しかありません。そのため日本食に関しては明確な定義がなく、「和食のような料理」が和食とされてしまうこともあります。これが進むと和食は多国籍料理となってしまいかねません。和食の素晴らしさが世界に広まるのは良いことですが、「ジャパニーズ・トラディショナル・ダイエット」は、明確な根拠を残しておくべきでしょう。
太田先生の研究室では疲労骨折のリスクが高いアスリートを見つけるバイオマーカーを発明、特許を取りました。学生のみなさんもこのような科学的根拠を用いた成果を出し、ぜひ次世代に食の大切さや食の機能性を伝えてください。

cf-staff-太田_昌子

氏名 (姓名は半角スペース区切り)
太田 昌子
職名
教授
学部
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学科・専攻
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サムネイル写真
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フリーテキスト (専門、等)

専門:調理科学および栄養学

※掲載内容は、取材当時のものです

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