スポーツを通じた人材育成を進める東洋大学では、運動部が様々な成果を上げています。サッカー部女子部門の初優勝、アイススケート部ホッケー部門のリーグ優勝など、これまでの主な活動を紹介します。

①サッカー部女子部門
女子部門で悲願の初優勝 第31回全日本大学女子サッカー選手権大会

2022年11月に第36回関東大学女子サッカーリーグ1部で初優勝した本学サッカー部女子部門は、12月24日から開催された第31回全日本大学女子サッカー選手権大会に挑んで決勝まで勝ち進みました。1月6日、東京都・味の素フィールド西が丘で行われた決勝戦では山梨学院大学と対戦。両チームともゴールを譲らない熱戦の末、後半戦で門脇真依選手（食環境科学部3年）のシュートを相手チームのゴールキーパーが弾き、こぼれ球に反応した北川愛莉選手（食環境科学部4年）がゴールに押し込み、先制しました。この1点を守り抜き東洋大学が1対0で山梨学院大学に勝利し、大学女子サッカー日本一に輝きました。

②アイススケート部ホッケー部門
2022年度関東大学リーグで10度目の優勝 第95回日本学生氷上競技選手権大会で準優勝

2022年度の関東大学リーグ戦で明治大学を下して2年連続10度目の優勝を果たしたアイススケート部ホッケー部門。2022年12月25日にKOSÉ新横浜スケートセンターで開催された第95回日本学生氷上競技選手権大会（インカレ）アイスホッケー競技1stディビジョン・決勝にて、再び明治大学と対戦しました。延長戦にもつれる激闘の末、1対2で惜敗を期して準優勝となりました。個人表彰に石田陸選手（社会学部4年）と阿部泰河選手（社会学部4年）が選ばれました。また、1月12日から22日に開催された国際総合競技大会「FISU冬季ワールドユニバーシティゲームズ2023」には本学から14名が選出され、1983年のブルガリア大会以来のベスト4へ進出する快挙を達成しています。

③ラグビー部
ラグビー部が創部64年目で初となる全国大学ラグビーフットボール選手権出場

ラグビー部は、2021年12月に開催された関東大学ラグビーリーグ戦1部2部の入れ替え戦を制し、29年ぶりに1部昇格を果たしました。2022年4月から開催された第11回関東大学春季交流大会で5戦を全勝して勢いをつけ、9月に開催された関東大学ラグビーリーグ戦1部第1節では、強豪の東海大学と対戦して27対24で勝利。続く第2節では、関東学院大学に38対31で勝利。第3節では大東文化大学に惜敗するも第4節で日本大学に33対32で勝利。第5節では流通経済大学に惜敗、第6節で法政大学に勝利。第7節で立正大学も制し、5戦2敗勝ち点22で今季3位となり、関東リーグ1部の上位3校に与えられる全国大学ラグビーフットボール選手権出場権を獲得し、創部64年目で初となる快挙を成し遂げました。