東洋大学川越キャンパスのシンボル「こもれびの森」を生物多様性の森として市民や学生とともに育む「こもれびの森・里山支援隊」の活動、川越市を取り巻く田んぼや雑木林の保全、地域における環境活動を協働で推進する「かわごえ環境ネット」の運営などに取り組んできました。また、建築とそれを取り巻く水と緑のさまざまな課題解決にも取り組んできました。
川越キャンパスや川越市全域を主なフィールドとしながら、大学・市民・民間団体・事業者・行政などが協力して「カーボンニュートラル」(脱炭素)や「ネイチャーポジティブ」(自然再興)、「サーキュラーエコノミー」(循環経済)に取り組む「環境共生社会」を実現するために、実践的な研究を推進します。
学術分野としては、建築環境設備分野、特に給排水衛生設備を専攻しており、地域の水循環や防災に資する「ネットゼロウォータービルディング」の概念の確立と普及の検討、トイレの適正器具数の算定法の見直しなどに取り組んできました。環境イノベーション学部はさまざまな分野における水にまつわる教員が多く集まる数少ない組織ですので、分野横断が必要な水分野におけるさまざまな課題に取り組むことができます。また、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)の各種データが収集でき、設備システムのチューニングが可能なBEMS(ビルディングエネルギーマネジメントシステム)を備えた校舎を活用したエネルギーマネジメントに関する研究を実施して、運用におけるZEBの達成の継続を目指します。