2050年には世界の人口は、100億人に達すると言われています。世界の人々が、等しく食べられる環境を作るために、人口の増加に応じて食料生産を増やしていく必要があります。しかし世界の現状を見ると、農業をするために適している農地はすでに使い切られています。そこで今、農業生産を増やすための方法として、耕作に向かない「不良土壌」の利用が期待されています。世界の不良土壌の多くは、「酸性土壌」と「アルカリ性土壌」で占められており、これらの土壌の問題点は、植物が根から必須栄養素を吸収できないことです。特にアルカリ性土壌では、土の中に鉄が溶けにくいため、植物は「鉄欠乏」になり、十分に育つことができません。
cf-staff-長坂_征治
- 氏名 (姓名は半角スペース区切り)
- 長坂 征治
- 職名
- 教授
- 学部
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- 学科・専攻
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- サムネイル写真
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- フリーテキスト (専門、等)
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地球環境科学研究室
専門:イネ科植物の鉄吸収機構解明