持続可能な開発のためには輸送や灌漑、エネルギー、情報通信技術などのインフラ整備が必須です。それらは生産性および所得の向上、健康と教育成果の改善にもつながりますが、世界にはモバイルブロードバンドネットワークにアクセスできない地域も依然として残されています。
SDGsでは、安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と福祉を支援するために、高品質で信頼できる持続可能で強靱(レジリエント)なインフラの開発に取り組みます。2030年までの目標として、各国の状況に応じて雇用およびGDPに占める産業セクターの割合を大幅に増加させること、後発開発途上国については同割合を倍増させることなどを掲げています。