世界では7億5000万人の女性(少女)が18歳未満で結婚しています。夫が妻の就労を法的に阻止することができる国、娘と息子の相続権が平等ではない国もありますし、女性であることを理由に社会活動上の差別が生じている事例は世界中に散見されます。
SDGsでは、すべての女性と女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃することを目指しています。人身売買や性的搾取、暴力行為の排除のほか、強制結婚や女性器切除のような有害な慣行の撤廃、さらには無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価すること、政治・経済・公共分野でのあらゆるレベルの意思決定における女性の参画、そして平等なリーダーシップの機会を確保することも目指しています。