世界には1日1.25ドル未満で生活する極度の貧困にあえぐ人々がいます。貧困には地域的な偏りがあり、サハラ以南のアフリカや紛争の影響を受けている小国に多く、農村部の貧困率は17.2%と、都市部の3倍以上に達しています。彼らは貧しさゆえに保健、教育、水、衛生的な環境にアクセスすることができません。
SDGsでは2030年までに世界のあらゆる場所で極度の貧困を終わらせることを宣言しています。各国が定義するさまざまな貧困状態の人々の割合を半減させ、それぞれの国での適切な社会保護制度および対策を実施することで貧困層を保護するとともに、基礎的なサービスの利用、経済活動における平等な権利の確保なども目指します。