メディアコミュニケーション学科

メディアと情報のスペシャリストになる。

メディアコミュニケーション学科では、現代社会の特性を「メディア」と「情報」を手がかりとして解明し、これからの社会をリードするスペシャリストを養成します。

学問の魅力

メディアと社会と個人の関係を研究

高度に情報化が進んだ現代社会において、新聞、テレビ、雑誌、映画、インターネット、スマホなどのさまざまな情報メディアは、私たちの生活に欠かせません。「メディアコミュニケーション学」とは、こうした情報メディアの役割と特性を解明し、メディアと社会と個人の相互関係を探求する学問です。メディアへの専門的理解はあらゆる業界や分野を支える原動力となり、メディアのプロとして情報化社会に対応できる力を養います。

学び方

専門知識と技能を体系的に習得

メディアコミュニケーションについての知識と技能を、初級から上級まで体系的に学びます。講義では、メディアの特性、メディアが発信する情報の分析、メディアが生み出すコミュニケーションの効果などについて、その理論と実態、歴史を学びます。実習では、情報化社会におけるメディアリテラシー、すなわちメディアを使いこなして情報を発信する能力として、文章作成、映像制作、コンピュータプログラミングなどについて、社会に通用する専門的で高度な技能の習得を行います。

グローバル化への対応

メディアコミュニケーション学科が開講する専門科目の一部は、英語で授業を行います。また、1年生の秋学期に開講される必修科目「メディアコミュニケーション学基礎演習B」も英語で授業を行い、全員が英語の授業を体験します。授業以外でも、学科独自の企画として、テレビ局と提携して海外で映像制作を体験する研修ツアーや、英米豪加の在日大使館、政府機関の職員による海外留学ガイダンスなどを実施しています。さらに、海外からの留学生を積極的に受け入れており、日本人学生と積極的な交流も行っています。

4年間の学び

専門教育でキャリアプランを支援

学科専門科目「メディアキャリア論」では、メディア業界、IT業界の経営トップや人事担当者を招いて、業界の動向やキャリア形成について具体的に学びます。また、メディアコミュニケーション学の実践として、文章作成、映像制作、コンピュータプログラミングの技能を身につける実習科目を用意し、メディア業界やIT業界を目指す学生を支援しています。さらに、ニュース検定やITパスポートなど、関連諸資格取得の支援も行います。このほか、学科独自の課外活動でも、さまざまな就職支援のプログラムを用意しています。

カリキュラムマップを見る(PDF: 1ページ, 206KB) ※カリキュラムは改訂することがあります。

新カリキュラムの特徴

新カリキュラムでは、特に以下の点が充実しました。

初年次教育と各学年の演習
初年次は大学で必要な基本的な技能(スキル)と習慣を徹底的に身につけ、以後、各年次の演習で高いレベルの動機と意欲を維持できるように工夫しています。2~4年次のゼミでは、専任教員がそれぞれの専門領域のテーマでコースを担当しており、学生は各自の関心に従ってコースを選択します。
キャリア教育
学科専門科目「メディアキャリア論」のほかに、学科の課外活動として、ニュース検定受検支援、学科OBによるメディア・IT業界の紹介や、4年生による就活体験の講演など、様々な就活支援プログラムを実施しています。
講義・演習・実習の多様化
急激に変化するメディア環境に対応して講義、演習、実習を展開しており、特に「メディアコミュニケーション学特講」では、とりわけタイムリーなテーマを取り上げたコースを複数開講しています。
カリキュラム外の諸活動
新入生歓迎会から卒業論文発表会まで、学科独自の活動を多数企画しています。

卒業論文のテーマ例

  • メディアが織り成す人間と社会の変容
  • インターネットコミュニケーションと個人情報
  • 映画による地方都市の活性化:山形県鶴岡市を事例に
  • K-POPアイドルブームから見る日本人の自己表象の再構築
  • 視聴者の求めるスポーツ報道とは:新聞の報道分析から見る日本と高校野球
  • 映像による死者の再登場とその主要パターン:NHK朝の連続テレビ小説20作品の分析から

学びの取り組み

メディアコミュニケーション学科では、メディア業界・IT業界で即戦力として活躍できる人材を育てるために、独自の実習科目をそろえています。

マスコミ文章作法

メディアコミュニケーション学科では「書く力」を重視し、放送・出版・広告などのメディア産業で活躍できる水準の文章能力を身につけてもらうために、さまざまな場面で作文指導を行っています。専門科目としては「マスコミ文章作法」を2コース設けています。課題の作文に取り組み、それを教員が添削・講評し、文章のレベルアップを目指します。新聞、雑誌などのマスコミ業界で求められるような、正確でわかりやすい文章を書くための知識・技能と、論理的な思考方法を学ぶ科目です。また、複数の演習(「メディアコミュニケーション学演習」)や「マスコミ文章作法」の授業で、新聞社、出版社、大学などが主催する作文コンクールへの応募を奨励しており、毎年、何人もの学生が優秀賞や佳作を受賞しています。一部のゼミでは、新聞の読者欄への投稿も積極的に行っています。

映像制作

映像メディアの知識と技能を学ぶための専門科目として、「映像メディア制作」を2コース開設しています。これは毎週連続2コマ(180分)の授業で、まず映像制作の理論を学び、その上で情報番組、報道番組、ドキュメンタリー、ドラマ、バラエティーなどの映像作品を実際に企画、制作するというものです。メディアコミュニケーション学科にはプロ仕様の撮影、編集機器を備えた映像スタジオがあり、映像制作の授業などに活用されています。

コンピュータプログラミング、ウェブコンテンツ制作

小学校の授業にプログラミングが導入されることに見られるよう、プログラミングは現代人に必須の知識の一つとなっています。とりわけ、メディアにかかわる領域では、コンピュータとネットワークに関する専門知識は不可欠です。今やあらゆる業界で欠かせないデジタルコンテンツおよびコンピュータネットワークについての知識と技能を学ぶための専門科目として、「プログラミングおよび実習」、「データベース論および実習」、「情報ネットワーク論および実習」を開設しています。これらの科目の中には、IT系の国家資格、業界資格の取得を目指した教育プランを組んでいるものもあります。

白山インターネットTVステーション(HiTS)プロジェクト

文章作法、映像制作、プログラミングの実践を統合した学科の課外活動がHiTS(ヒッツ)です。プロジェクトの目的は2つあります。第1は、映像作品・番組の自主制作を通じて、学生がメディア制作の高度な技術を習得すること。第2は、キャンパスのある白山地域を取材することで、大学と地域が社会的に連携することです。
このプロジェクトでは、学生がチームを組んで地域の活動を取材し、映像作品を作り、インターネットで広く一般に公開します。2006年から活動を始め、公開作品はすでに約300本を数えます。作品の内容は、地元商店のPR、白山の名所・名跡ガイド、文京区ゆかりの歴史的人物の紹介、東洋大学の運動部・サークルの取材、大学内で行われたイベントの記録など多岐にわたります。本学科は、プロ仕様の設備がそろった撮影スタジオと調整室(メディアコミュニケーション実習室)、スタジオ外撮影のための約20セットの撮影機材を備えており、これらを活用した作品制作を行っています。また、地元のケーブルテレビ局にも協力をいただいています。

HiTS公式サイト

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