国際地域学科 地域総合専攻 イブニングコース

日々、身のまわりの現実のなかに課題を見い出し、国際的な視野をもって考える。

たとえば、日中の業務などを通して発見した社会の課題を素材として、夕方からの講義で知識を深め、思考し、その解決策を探る。時間と自らの経験を有効に活用しながら学べるコースです。社会の問題を客観的に把握・分析する能力を修得し、自らの知識や経験をもって貢献できる人財を目指します。

学問の魅力

行動し、地域をつくる力に

地球規模の視点で問題を捉え、ローカルな場で具体的に行動する、いわゆる「Think globally, Act locally」という哲学は、本学科の学びの基本となるものです。そして広い視野を持つと同時に、地域が直面する課題を理解し、解決する術を学ぶためには、「現場」での実践が欠かせません。本学科で得られる実践的な知識と行動力は、開発支援やビジネスなどを通して地域の発展に貢献するための力になります。

学び方

社会での経験と学びをつなげる

「地域づくり」を学び、実践により経験を重ねます。国際開発、比較文化、地域デザイン、環境や防災などを幅広く学ぶことができます。イブニングコースの特性を活かし、社会での自分自身の経験から課題を発見して、授業ではその解決に向けた知識の獲得と、解決策を探る議論を展開。さらに、その成果を地域と社会、自分自身の「現場」に還元することができます。

グローバル化への対応

異文化環境におけるコミュニケーション力

さまざまな国や地域の人たちと相互に交流し、課題を解決していくためのコミュニケーション・スキルを磨くため、その基礎となる語学力、特に英語を身につけるプログラムを充実させます。第二外国語についても、語学的な基礎力から言語と文化についても理解を深める科目を設置。また、国内外における現地調査やインターンシップなどを充実させ、「現場」での実践と体験を通じた地球規模の視点獲得を目指します。

4年間の学び

4つの領域で専門性を高める

地域づくりに関わる人文社会科学や環境科学などの広範な学問領域から幅広い知識を習得する科目群とあわせ、「国際関係・開発政策」「比較文化」「コミュニティ・地域政策」「環境・情報・インフラ」の4つの専門的な領域により、専門性を高めます。
また1~4年次を通して、学外での研修や実習、インターンシップ、フィールド調査などを体験することで現場・実務体験の充実を図っていきます。

能登で行われたフィールド調査実習(SFS)で、精進料理を用意している様子