東洋大学 TOYO COMPASS 2024 TOYO UNIVERSITY REPORT

Sports Business Report

スポーツを通じて大学が一体となり、
人と社会と世界をつなぐ人材を育成

東洋大学では、アスリートの支援はもちろん、応援文化を醸成することにより、スポーツを通じた人材の育成に注力しています。
2024年は、パリオリンピック・パラリンピックも開催されます。
世界平和につながることを願い、アスリートの支援や応援を続けていきます。

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総合的なスポーツ振興に向けた取り組みが
学外から高い評価を獲得

表彰式では矢口学長に表彰状が授与された

表彰式では矢口学長に表彰状が授与された

東洋大学は「TOYO SPORTS VISION」に基づき、2023年4月に「TOYO スポーツセンター」(以下TSC)を開設しました。TSCは「トップアスリートサポートセクション」「スポーツ連携セクション」「マネジメントセクション」の3つのセクションからなり、アスリートの強化・サポート、および地域連携・社会貢献の展開の他、大学一体となる応援文化の醸成を図り、スポーツを通じた人材の育成を行っています。一般社団法人大学スポーツ協会(通称:UNIVAS)が主催する『UNIVASAWARDS 2023-24』の「スポーツ統括部局/SA賞」において、TSCは最優秀賞(スポーツ庁長官賞)を受賞。AD局の立ち上げをはじめ、これまでの大学スポーツ振興に向けた画期的・効果的取り組みや、計画遂行のための組織体制などが高く評価されました。

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野球教室や食育講座で
地域の人々の健康に貢献

細野選手によるピッチング指導

細野選手によるピッチング指導

TOYOスポーツセンターでは、スポーツを通じた社会貢献・地域連携活動を実施しています。2023年度はラグビー部によるラグビー教室や硬式野球部による野球教室を開催しました。次世代の野球人育成を目的とした野球教室「ベースボールクリニックin川越」には、川越市・鶴ヶ島市の小学生約140名が参加。プロ野球ドラフト会議で指名を受けた細野晴希選手、石上泰輝選手、OBの佐々木俊輔選手も参加し、小学生とピッチング、バッティング、守備の練習を行いました。最後には硬式野球部OBプロ野球選手のサイン入りグッズをプレゼント。参加者からは「最高だった」「打つコツを教えてもらえて楽しかった」「野球がうまくなった気がする」などのコメントが寄せられました。また、食環境科学部の小西講師による食育講座「成長期における食事と栄養」も同時開講し、約40名の保護者が参加。「子どもの食事について学ぶ機会が少ないので、とても貴重な体験でした」と好評でした。

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トップアスリートをサポートする
ラボが学内に誕生

トップアスリートをサポートするラボが学内に誕生

2024年5月より、運動部強化部・準強化部・トップアスリート認定された部員に対して、メディカル・フィジカルサポートを行う「TOYO トップアスリートラボ」を開設しました。赤羽台キャンパスに開設された同ラボは、高島平中央総合病院と連携して運営します。学生部員が試合や練習中に負傷等をした場合、病院での診断を経て、ラボ内で病院から派遣された理学療法士によるリコンディショニングが受けられます。また、部活動中に身体の異変や不調等が生じた場合も同様に、理学療法士によるサポートを提供。これにより学生が最高のパフォーマンスを引き出せるようにアシストしています。病院での診断は実費負担※1となりますが、「TOYO トップアスリートラボ」でのリコンディショニングにかわる費用は無料です。

※1  学生部員は「スポーツ安全保険」に加入しており、保険の適用によって費用が軽減されます。

TOYO UNIVERSITY SPORTS NEWS

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第100回箱根駅伝で総合4位を獲得
チーム一丸となって「鉄紺の再建」を実現

2024年1月に行われた第100回箱根駅伝において、東洋大学陸上競技部は総合4位に入賞しました。「その1秒をけずりだせ」というチームスピリッツを念頭に、選手たちは早朝から就寝前までトレーニングを重ね、箱根駅伝に臨みました。往路では梅崎蓮選手と小林亮太選手の好走により序盤から良い流れを作り、さらに松山和希選手が雨の中順位を引き上げたことが好成績につながりました。復路は安定した走りで順位をキープしつつ吉田周選手が区間2位、岸本遼太郎選手が区間賞の走りで猛追。目標である3位以内まであと21秒に迫る、10時間52分47秒という成績を収め、今季のスローガン「鉄紺の再建」への第一歩を示した大会となりました。街道では応援指導部チアリーダー部門をはじめ、多くの人々が選手を応援。次回大会でのさらなる向上を目指し、陸上競技部は謙虚に実直なトレーニングを継続していきます。

第100回箱根駅伝で総合4位を獲得チーム一丸となって「鉄紺の再建」を実現
アイススケート部ホッケー部門が<br>関東大学リーグ準優勝、日本学生氷上競技選手権大会で優勝の快挙
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アイススケート部ホッケー部門が関東大学リーグ準優勝、
日本学生氷上競技選手権大会で優勝の快挙

1961年の創部以来数々の好成績を残してきたアイススケート部ホッケー部門。2023年11月に行われた関東大学アイスホッケー秋季リーグ戦ファイナルリーグでは、全勝したものの勝点差で惜しくも準優勝となりました。この大会では、最多ポイント賞として中島照人選手が、ベスト6として木村俊太選手が選出されました。その後12月に行われた第96回日本学生氷上競技選手権大会では、2年ぶりに優勝。関東大学アイスホッケーリーグで得失点差で敗れた明治大学に5対1で勝利し、雪辱を果たしました。大会ベスト6には佐藤永基選手・木村俊太選手・高田麟選手・川岸潤選手・橋本寛太選手・大久保雅斗選手の6名が、得点王には中島照人選手・橋本寛太選手の2名が、アシスト王には川岸潤選手が選出され、最優秀選手には中島照人選手が選ばれました。

アイススケート部ホッケー部門が関東大学リーグ準優勝、<br>日本学生氷上競技選手権大会で優勝の快挙
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東洋大学ボクシング部史上初、5名が優勝
合計で9つのメダルを獲得

2023年8月に開催された第77回全日本大学王座決定戦で同志社大学に11対0で完勝し、2年連続で3回目の日本一となりました。また、2023年11月に行われた全日本ボクシング選手権大会で、東洋大学ボクシング部史上初の5名の選手が各階級で優勝しました。優勝した5名は、女子ミニマム級の加藤光選手、女子バンタム級の原田美琴選手、男子バンタム級の田中将吾選手、男子フェザー級の中山慧大選手、男子ウェルター級の田中空選手です。他にも、男子ミニマム級の古藤昇大選手、男子ライトミドル級の堀池空希選手の2名が準優勝、女子フライ級の西中結菜選手、男子ミドル級の黒部竜聖選手の2名が3位に入賞。東洋大学として合計9つのメダルを獲得しました。女子ミニマム級で優勝した加藤光選手は技能賞、男子ウェルター級で優勝した田中空選手は敢闘賞にも選出されました。

東洋大学ボクシング部史上初、5名が優勝パリオリンピック出場を目指して予選に進出