国際経済学科

世界の経済は、すぐ側にある。

具体的な事例を通して、欧米やアジアの経済・社会事情、国際金融、貿易、国際開発などについて学びながら、国際的な経済理論を身につけます。経済・社会の理解に加え、複数の外国語によるコミュニケーション能力を養成し、国際社会で活躍できる人財育成を行います。

学問の魅力

グローバル経済の仕組みを多角的に学ぶ

急速に拡大・深化するグローバル化に対応するため、国際経済学科ではグローバル経済の仕組みを様々な視点から学びます。それによって、経済学と国際経済学の理論を基礎としたグローバル経済・社会の課題発見能力および課題解決能力を養い、国内・国際社会に貢献する人財となることができます。

学び方

専門知識と語学力を修得

地域経済、国際金融、貿易、国際開発など、政府や企業などの国際的な経済活動に必要な知識を学びます。
また、外国人講師による実用的な英語力を身につけるとともに、ドイツ語、フランス語、中国語などを通じた国際理解とコミュニケーション能力を伸ばします。
1年次から始まる少人数ゼミナールでは、プレゼンテーション、ディスカッション、論文執筆などを通して、大学で必要なアカデミック・スキルズを養います。

4年間の学び

基礎を固める

最初は大学における「学び」のノウハウを修得します。その後、段階的に教育内容のレベルを引き上げ、現実のさまざまな問題に対応できるよう、専門的かつ高度な知識と理解を修得します。
少人数できめ細やかな指導が可能なゼミナールを1年次から4年次まで配置し、ディスカッション、プレゼンテーション、論文執筆のスキルを磨きます。1年次のゼミナールでは、まずはそれらの基礎を固めます。

卒業論文のテーマ例

  • インドのITサービス産業の発展―イノベーションによる成長へ―
  • 開発途上国における非熟練外国人労働者依存の改善に関する考察―マレーシアの事例を中心に―
  • バングラデシュにおけるマイクロファイナンスの役割と課題に関する研究―グラミン銀行を事例として―
  • 日本の半導体産業の現状と新規技術AI導入について
  • 中学校教育における家庭環境と学力の関係性
  • 日本にプライベートバンキングを普及させるには
  • 米韓FTAから考えた日本のTPP
  • 新興国が中所得国の罠を脱するには―イノベーションの促進とインフラ整備充実が鍵―
  • マイクロファイナンスによる貧困削減―インドSHGプログラムを事例に―
  • 和食ビジネスとグローバリゼーション―寿司からSUSHIへ―
  • マイナス金利の発生メカニズムと金融市場への影響

学びの取り組み

グローバル経済を見る眼を総合的に養成するカリキュラム

グローバル経済を理解するには、経済の見方、海外主要国・主要地域の経済・社会の動向と構造、国際経済学の基礎を知る必要があります。
そうした問題意識から、本学科ではグローバル経済に関する多様な科目を、1年次から選択できるように配置しています。
1年次では、「グローバル・エコノミー入門」で経済の見方の基礎を身につけます。中国、アジア、アメリカ、ヨーロッパの地域経済を学ぶと同時に、「経済データ分析」を通じてデータの読み方を学び、グローバル経済を見る眼を養います。
2年次~4年次では、「国際経済学」でグローバル経済を見る眼を強化します。国際経済学科の開講科目は①国際金融を学ぶ、②国際経済・企業を学ぶ、③開発・環境を学ぶ、④各国経済・地域を学ぶに分類されていますので、各自の興味・関心に沿って段階的に学びを深めていきます。同時に、外国語能力も高めていきます。
また、1年次から4年次まで少人数ゼミナールを設置しています。講義科目でグローバル経済に関する知識を修得し、ゼミナールで知識を活用する力をつけていきます。主体的な学びを通じて社会に出て必要な力である①情報収集能力、②情報分析能力、③課題発見能力、④課題解決能力、⑤発信力を養います。そして、4年次に卒業論文を執筆することで知識を活用する力を強化します。
目的意識をもって4年間きちんと努力し、自己研鑽に励んだ学生は飛躍的に成長し、世界のどこにおいても活躍できる力をつけることができます。

カリキュラムの特徴

外国語2言語の習得

グローバル社会で活躍するには、世界共通言語ともいえる英語の十分なコミュニケーション能力を持つことが不可欠です。同時に、国際人としての視野を広げ、教養を高めるためには、さらに別の外国語の基礎も習得して欲しいと考えています。
こうした観点から、本学科では英語ともうひとつの外国語(ドイツ語、フランス語、中国語のいずれか)を1・2年次の選択必修科目とし、4年次まで学べるよう科目を配しています。
英語については、必修科目として1年次から3年次まで習熟度別のクラスを配置しています。またTOEIC®スコアの向上を目的とする科目もあります。さらに、英語で経済に対する知識を深める専門科目「経済時事英語」、「アジア経済論」、「国際金融論」、「Multinational Corporations」、一部の教員による英語での「ゼミナール(2~4年次)」を設置するなど、英語運用能力を高められるようにしています。さらに、海外経済研修への参加やTOEIC®スコアについては、所定の条件が満たされると単位が付与されます。
ドイツ語・フランス語・中国語では、2年次までの基礎科目とは別に、それぞれの語学能力検定合格を目指す科目を用意し、資格取得を支援します。 また、英語や中国語、フランス語では、それぞれの言語を母語とするネイティブ・スピーカーの教員を配し、生きた外国語を学べる体制を整えています。

中国語朗読コンテストの様子

留学支援、多彩な海外研修プログラム

海外の経済、社会、人々を理解するには、机上の勉強だけでは不十分です。実際に海外を訪れ、滞在し、現地の人々や社会システムに接することにより、その国に対する理解は格段に高まります。
また外国語も、現地に足を運び実際に用いることで、自らの語学力を試し、向上させることができます。
そうした問題意識から、本学科では、学生に多様な海外経済研修の機会を提供しています。

  • アメリカ研修
    アメリカ・ハワイのハワイ大学マノア校では、講義でビジネス英語や環境経済学、観光経済学を学ぶほか、現地でのフィールドワークと現地学生との交流会を実施します。
  • 中国研修
    中国・北京の対外経済貿易大学での国際経済・ビジネス研修では、中国経済・中国社会文化などを学ぶほか、現地での企業視察・フィールド調査を実施します。
  • 欧州研修
    ドイツのマールブルク大学・フランスのストラスブール大学・パリ等を巡り、欧州社会を理解する研修や現地の学生たちとの交流を通し、ヨーロッパの文化・習慣・歴史を学びます。

これらの国際経済・ビジネス研修の参加者には、研修成果に基づき単位を付与しています。これ以外にも、東洋大学が協定を締結している大学との交換留学制度、あるいは協定校語学留学、短期語学研修(語学セミナー)などの学生の利用を支援し、一定の条件のもとで単位を付与しています。本学科では、多くの学生がこのような留学制度を活用し、キャリアプランの充実に役立てています。

(ご参考)経済学部 海外研修・語学研修の実施状況
経済学部で主催している海外研修の実施報告をHPでご覧ください。
http://www.toyo.ac.jp/pickup/academics/faculty/eco/114589/

欧州研修:フランクフルトのECB前のユーロマーク
米国研修:ハワイ大学マノア校にて
中国研修:研修先の対外経済貿易大学前にて