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研究目的・概要

生体医工学研究センター設置目的

地球規模の温暖化やヒートアイランド現象等による持続的な暑熱ストレス負荷が原因で発症する“熱中症”は、2010年頃から急激に増加し、関東圏のみならず日本国内各地で深刻な社会問題となっています。さらに2020年の夏に開催される東京オリンピック/パラリンピックの選手・関係者および観戦客の猛暑対策も、重要な国家課題として議論されています。

2016年度より新体制となった生体医工学研究センターは、この重大かつ緊急な暑熱問題に対して、分子生物学、細胞生物学、動物生理学、脳神経科学、循環生理学、熱流体工学、人間工学そして食品科学を専門とする研究者の英知を結集し、科学的な根拠に基づく暑熱ストレスコーピング研究を実施します。

本研究センターでは、生体が受ける暑熱ストレスを遺伝子・細胞レベルから動物・人間の個体まで多階層的に解析し、その研究成果を熱中症等の予知・検知する低侵襲性診断機器や熱中症予防のための栄養成分を含む飲料水等の開発を産官学連携、地域貢献そして国際連携で実施し、社会に貢献していきます。