東洋大学の建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」に沿って、考える力の育成と校訓「自立・友情・英知」を基礎に据えた教育を行っています。ものごとの本質を追求するための「考える力」、国際社会で求められる「自分の意見をはっきりと持ち、発信できる力」、社会人に必要な自立心を培い「自らの進路を自分で考え、選択できる力」を3つの柱とし、未来を担うグローバル人財の育成に向けた取り組みを行っています。

附属姫路中学校は姫路市内初の男女共学中高一貫校として2014年に開校。附属姫路高等学校は2013年に創立50周年を迎え、新校舎に建て替え次なる50年に向けた新たな挑戦を始めています。2022年からは制服もコース制もリニューアルしました。

東洋大学附属姫路中学校

東洋大学附属姫路中学校ではアクティブ・ラーニングの要素を取り入れた独自のプログラム「キャリア・フロンティア」を実施しています。本プログラムでは発表・討論等を通じたコミュニケーション能力と、課題研究等によって培われる問題発見能力や課題解決能力の育成を図ります。

2021年6月にはプログラムの一環として「学年弁論大会」を実施。各クラスから代表に選ばれた計10名の弁士が演台に立ち、熱の入った弁論を繰り広げました。

また、「考える力」を養う哲学教育を基本としながら、英語力を高める国際交流プログラムも充実。2021年3月には、外国人講師7名の協力を得て、2日間にわたり英語を聴き続け、英語で話をしていく「All English Days」を行いました。

東洋大学附属姫路高等学校

2021年7月、東洋大学附属姫路高等学校がこの日だけ「大学」に変わる学びのイベント「１Day University」を実施しました。東洋大学および近隣の国公立大学、私立大学などから教員を招き、文理の幅広い分野における講義を合計38講義、対面やオンラインにて開講し、高校1年生から3年生まで全員が受講。専門的な内容や最先端の話題、深刻な社会問題に対する大学レベルの考察など本格的な講義が展開されました。

また、学校教育の一環として生徒の心身の成長を促すクラブ活動においては、2022年3月18日に開幕した「第94回選抜高等学校野球大会」に、野球部が14年ぶり8回目の出場を果たしました。それ以外にも全国大会に多数のクラブが出場しました。