生命科学科

生命は、謎に満ちている。

今なお明らかになっていない「生命の不思議」を学び、その根底にある原理としくみを探究します。生命現象の基本原理を理解した上で、最先端のバイオサイエンスの知識と実験技術をバランスよく修得させます。生命科学に関する諸問題に対処できる力を養い、社会に貢献できる人材育成を目指します。

生命科学科の学び

学問の魅力

科学技術が進歩した現在でも、「生命」に残される多くの謎。その謎を解き明かすために「なぜ?」と問い続けながら学ぶ学問が「生命科学」です。基礎知識として、生命活動のメカニズムや生体物質の基礎、物質の構造と機能に関する研究方法および研究成果を学ぶと同時に最先端分野への知識を深めます。また、地球環境学や再生医科学についても学び、さらには最新のバイオ技術を修得することができます。

4年間の学び

理学、薬学、医学、工学、農学などの学問領域とともに、「バイオ分子科学」「動物・人間科学」「植物科学」「微生物科学」の4つの各専門分野を系統的に学びます。ES細胞やiPS細胞を対象とした再生医科学などの最先端分野の講義もあります。幅広い領域の第一線で活躍し、新たな視点で生命科学を見つめる独創的な発想力を養います。

学びの取り組み

新カリキュラムによる教育

2017年度導入の新カリキュラムは、①生命科学の科目を基礎科学・動物・植物・微生物の分野に分け各分野を幅広く学ぶ、②基礎から専門まで体系的に学ぶ、③さらに専門性の高い科目を配置して履修希望者の高度な興味関心に応える、ことを特長とします。また、「生命科学ゼミナール」や「生命科学輪講」でプレゼンテーション力やコミュニケーション力を育成し、社会の構成員としての広い視野と生命科学の専門性を身につけます。

社会性を磨いて就職へのイメージづくり

学問分野と社会との連携について考え、早期から就職への意識づけを行うため、「学外実習」や「研究所・工場見学会」を実施しています。他大学の公開臨海実習に参加したり、量子科学技術研究開発機構、宇宙航空研究開発機構、海洋研究開発機構、民間企業の工場・研究所などを訪れたりすることを通して、社会との連携・協調や学習・研究意欲の向上を目指しています。

研究室への配属・研究活動

3年次後半から早期に研究室に配属し4年次から本格化する研究活動に備えます。生命科学の各研究分野で評価の高い指導教員や大学院生と研究活動を共同で進めることにより、コミュニケーション能力や自主的・主体的な問題解決力、創造的な研究活動力を育成します。学会発表や論文発表による研究成果の社会への発信を積極的に支援しています。

卒業論文のテーマ例

  • 代謝型グルタミン酸受容体(mGluR5)の活性に伴うシナプス機能変化
  • 高齢者における熱中症のリスク評価
  • CRISPER/Cas9法を用いた遺伝子欠損細胞株の作製
  • アカパンカビのRAD4相同遺伝子破壊株の紫外線感受性
  • SERS法による血管内皮細胞の薬物応答性評価
  • 植物病原菌Verticillium菌の全ミトコンドリアゲノム配列の決定
  • 好アルカリ性細菌Microbacterium sp. TS-1株由来のNa+/H+アンチポーターNhaAの機能解析
  • Deinococcus radioduransゲノムの宇宙曝露による損傷の解析
  • ゴシポールをコアに有する糖デンドリマーの合成
  • イネ遺伝資源からの低フィチン酸含量米の選抜とその特性解析
  • 酸化ストレス下におけるシロイヌナズナに含まれる脂肪酸のGC分析
  • クラリスロマイシンの藻類に対する毒性
  • トラザメ胚の発生過程における塩類細胞の分布変化

生命科学部に関する詳しい情報は生命科学部WEBサイトも御覧ください。