Faculty of Science and Engineering 理工学部 川越キャンパス

「工」と「理」の知を融合し、
次世代のものづくりへ

持続可能な開発を目指すことが世界の潮流となっている昨今。地球環境や自然の保全に関する技術・研究開発への注目度は高まっています。未来社会に必要なものづくりの担い手を預かる本学部が掲げること。それは、「自然やいのちとの調和あるテクノロジー」を創出することです。

安全・快適・コストという人間中心の「工の知」、宇宙・地球・生命という自然中心の「理の知」を融合。次世代にとって役立つ知見を学びながら、本学の教育理念に基づく「哲学」の理解を深め、「21世紀型のものづくり」を牽引する先駆的なリーダーを生み出します。

Philosophy

理工学部で
「哲学すること」を学ぶ

東洋大学では、先入観や偏見に捉われず物事の本質に迫り、自分の問題として考え、他者のために考える姿勢を身に着けることを大切にしています。歩みを止めず、ともに考え続ける本学の学生にクローズアップし、「『哲学すること』とはどういうことなのか」を紐解きます。

About

理学と工学、哲学の融合で生み出す
次世代に求められる「ものづくり技術」

理工学部は、自然の摂理に基づく「理の知」と、人間を中心とした「工の知」との融合を掲げ、工学部から再編されたルーツを有します。目指すのは、自然と調和するテクノロジーの創造。建学の精神である「哲学」を持ち、科学技術を駆使して次世代のものづくり・地域づくり・国づくりを担うエンジニアを育成します。

キャンパス移転および2024年度からの学部学科体制について

2024年4月に生命科学部が、板倉キャンパス(群馬県板倉町)から朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市)に移転します。同時に、理工学部生体医工学科が川越キャンパス(埼玉県川越市)から朝霞キャンパスに移転し、生命科学部生体医工学科に改組します。

移転に伴い生命科学部の学科体制は2024年度から次の通りとなります。

  • 生命科学部生命科学科
  • 生命科学部生体医工学科
  • 生命科学部生物資源学科

施設設備を新たにした朝霞キャンパで、「生命(いのち)」のあり方を思索する哲学と倫理を基盤に、俯瞰的な視野を養い、生命科学の各領域についての深い専門知識を獲得。医療や食糧、環境問題といった社会・地球規模の課題の解決、そして持続可能性の実現に貢献する人財を育成します。

教育の目的・ポリシー

教育研究上の目的
1.人材の養成に関する目的
高度に情報化されたグローバル社会では、物事の本質を見極めるための考える力「哲学」を持つことが不可欠である。理工学部では、本質に迫るための考える力「哲学」、物事の本質を探求する「理学」、さまざまな知識や技術を組み合わせて応用する「工学」を融合することにより、これからのグローバル社会に科学技術を活用して貢献することができる人間性豊かな「人財」の育成を目指す。
2.学生に修得させるべき能力等の教育目標
  1. 豊かな教養と優れた人間性をはぐくみ、本質に迫るための考える力を修得する。
  2. 自ら問題を発見し、その問題を科学技術を活用して解決するために必要な「理学」と「工学」の基礎学力と応用力を修得する。
  3. 「理学」と「工学」を基盤とした総合的な知識と技術を活用して、グローバルな課題に他者と協働して対応できるコミュニケーション力と問題解決力を修得する。
ディプロマ・ポリシー

東洋大学の建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」、「独立自活」、「知徳兼全」を実践するために、本質に迫るための考える力「哲学」を基盤として、自ら問題を発見し科学技術を活用して解決できる能力を修得する。このために、「理学」と「工学」の基礎学力と応用力を修得すると同時に、豊かな教養と優れた人間性を持ち、コミュニケーション力と問題解決力を備えた、本質に迫るための考える力「哲学」を持った「人財」を輩出する。