2024年度日本建築学会大会(関東)建築デザイン発表会が2024年8月27日から4日間開催され、理工学研究科 建築学専攻 博士前期課程1年生の小寺彩乃さん(工藤研究室)、堀江夏樹さん(高岩研究室)、工藤和美教授、高岩裕也准教授がテーマ部門「資源・循環に資する木材利用」において、『優秀発表賞』を受賞しました。
プレゼンテーションと質疑応答が4分間ずつ行われ、招待講評者の深尾精一先生より賞の選考が実施されました。
この賞は、日本建築学会大会建築デザイン発表会のテーマ部門「資源・循環に資する木材利用」で発表を行い、特に優れた発表を選考するものです。
*受賞者コメント*
この度は、優秀発表賞をいただき、大変光栄に思います。研究、設計、プロジェクトの進め方において多くのご指導くださった工藤先生、高岩先生に深く感謝いたします。また、研究にご協力いただいた多くの関係者の皆様にも心より御礼申し上げます。今回の受賞は多くの方のお力添えがあってこその結果だと強く実感しております。受賞を励みに、より一層精進してまいります。
*研究内容*
現在の多くの森林資源は高齢級化が進み、森林の手入れが追い付いていない状況から木が枯れ、廃棄や、製材の際に出る端材や商品にならない材は環境を考慮して木質チップ、集成材、紙原料などへ加工されている。また、民間での林業事業体や住民が管理する人工林では、大型の機械が必要な上記の方法では活用できない現状である。そこで本研究では、建築材料として利用されない木材を利用し、再利用可能なパビリオン並びに転用方法、循環システムを提案した。
*発表概要*
未利用材を利用した木造パビリオンの設計・作製および転用方法の提案
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