2026年4月22日(水)に新入生ホームルーム合宿(山梨県鳴沢村)のプログラムの一つとして、グローバルコース、特別進学コース、グローバルコース、中高一貫コース、理数フロンティアクラスの高校1年生を対象に進路講演会を開催しました。これは、アントレプレナーシップ(起業家精神)教育の一環で、現役大学生をお招きし、起業を目指した探究の紹介と受験体験談を講演いただきました。
まずは、慶應義塾大学総合政策学部の赤来来羽さん(長崎南山高校出身)。
赤来さんは「全国高校生マイプロジェクトアワード 全国Summit2024」で文部科学大臣賞とマイプロジェクトアワード特別賞の同時受賞者。長崎でアオリイカの養殖技術とブランド化を成功させ、漁業の活性化と海の環境問題への意識を高めることを目指すプロジェクトを紹介。探究のポイントとしては、好きなことをとことん、友達と探究の話を定期的に共有、高校生という立場をうまく使う、一次情報を取りに行く(とりあえず行動)などを教えていただきました。
続いて、ハラスメント未然防止教育を行う学生団体「Üniring」(ユニリング)からお二人をお招きしました。
ユニリングは、2023年春、駒場学園高校2年だった寺井葉南さん(慶應義塾大学環境情報学部)と石橋舞優さん(明治学院大学経済学部)が立ち上げた団体で、このお二人は「TOKYO STARTUP GATEWAY PROJECTS FAIR AWARD spring2026」を受賞されました。どんな言動がハラスメントに当たるかを学ぶワークショップを開催し、一見するとハラスメントと認識されにくい事例も盛り込み、無意識のうちに加害者にならないよう呼びかけを行っているという活動をご紹介いただき、高校時代にどのような経緯でこの活動を始めたかをお話しいただきました。自己理解の難しさとして「何をやったか」よりも「なんでそれをやっているのか」が重要であり、知識は大事だが、受験に限らずそこで「どう感じたか」を大切にすることの重要性を教えていただきました。
本講演会を通して、生徒たちは、起業を目指した探究活動があることを知りました。また、「探究」活動と「進路」選択には関連性があり、自分自身の関心や感じたことから未来が切り拓かれていくことを実感しました。探究活動やAO入試(総合型選抜)を経験した先輩方の具体的な挑戦や言葉は、これから始まる高校生活において何を大切に学び、どう行動していくべきかを考える大きなきっかけとなりました。
ご多忙の中、貴重なお話をしてくださった大学生の皆さまに心より感謝するとともに、本校では今後も生徒一人ひとりが主体的に学び、アントレプレナーシップや進路を考える機会を大切にしてまいります。


