高等学校
中学校

新入生ホームルーム合宿を実施しました

集団行動と親睦、そしてアントレプレナーシップを育む3日間

2026年4月22日(水)~24日(金)の3日間、2026年度新入生である高校1年生及び中学1年生を対象に、新入生ホームルーム合宿を実施しました。本合宿は、生徒相互及び生徒と教員との人間的なふれあいを深め、集団生活のきまり、公衆道徳を実践的に学び、本校生としての生活の基盤を形成することを目的としています。合宿の舞台は、豊かな自然に囲まれた山梨県鳴沢村の「富士緑の休暇村」。高校生15クラスと中学生2クラスが参加し、本校生としての第一歩を踏み出す大切な時間を過ごしました。

高校

高校のプログラムの中心は「アントレプレナーシップ(起業家精神)」。(起業家精神とは、「様々な困難や変化に対し、与えられた環境のみならず自ら枠を超えて行動を起こし、新たな価値を生み出していく精神」(文科省)です。)
講師に株式会社TOKYO EDUCATION LABの金井隆行氏らを迎え、「学校設立運営」をテーマに起業家精神を探究してもらうワークショップを行いました。グループに分かれ、校長や事務長などの役割を務め、理想の高校を計画し、「学校説明会」と称してプレゼンテーションを全員が担当しました。さらに、特別進学コースと中高一貫コースはこのプログラムを2日間行い、学校の立地検討から収支計画書までを作成し、一歩踏み込んだ経営計画の作成に挑戦しました。

また、各コースの特性を生かした多彩なプログラムを通じて、今後のキャリア教育につながらう学びを創出することも、本合宿の大きな柱です。

進学コースは、富士山麓の自然環境を活用したフィールドワークを実施。青木ヶ原樹海では、ネイチャーガイドのもと、命のサイクルについて考えました。ヘルメットをかぶり入ったコウモリ穴などの洞窟では、ちょっとしたアドベンチャー体験も。また、同コース378名による交流会では、大縄跳び大会を開催。大人数での集団行動を経験し、互いの考えを認め合いながら関係性を築くことの大切さを学びました。

グローバルコースは、往路のバスの中から外国人講師4名による英語アクティビティでスタート。現地到着後は英語レッスンを受講し、2日目の午後は忍野八海にて英語を活用したフィールドワークを実施しました。自然や地域文化を題材にした実践的な活動を通して、英語で伝える力や異文化理解を深めるとともに、多様な価値観に触れる経験を積みました。積極的にコミュニケーションを図る姿から、グローバル社会で求められる姿勢が育まれている様子がうかがえました。

特別進学コースは、アントレプレナーシップ教育を中心に、思考力・判断力・表現力を高める研修を実施しました。80名規模の交流会(ドッジボール大会)では、共通の目標をもつ仲間同士が刺激し合いながら、楽しい時間を過ごしました。自ら考え、行動し、結果を振り返るという学習サイクルを体験することで、高い目標に向かう姿勢が育ちました。

スポーツサイエンスコースは、カーリングなどの各種スポーツ体験を通じて、技術向上だけでなく、チームワークやフェアプレーの精神を学びました。仲間と声をかけ合い、互いを支え合う中で、集団の一員として行動する意識が高まり、心身共に大きな成長が見られました。

中高一貫コースは、アントレプレナーシップ教育に加え、中学1年生との縦割り活動(カレー作りと飯盒炊さん)を実施しました。中高の枠を超えた交流の中で、高校生は中学生の良き手本としての自覚をもち、中学生は安心感を得ながら活動に参加しました。互いに学び合う姿勢が自然と生まれ、一貫教育ならではの学びの深まりを感じることができました。

理数フロンティアクラスは、K&Eホールディングスの木本健太郎氏を迎え、「探究学習の手順」をテーマにアントレプレナーシップ・プログラムを実施。アントレプレナーシップ教育と探究学習は、課題設定から仮説検証、成果の社会実装までの手順が重なっています。フィールドワークとしてネイチャーガイドの先導により、一般公開されていない溶岩洞窟に入り、溶岩について調査しました。また、青木ヶ原樹海で森の成り立ちを観察。そこでの調査をスライドにまとめ、他コースの生徒の前で初めてのプレゼンテーションを行いました。失敗から学び、他者と協働し、改善を重ねる経験に、真剣な面持ちで取り組んでいました。

202604_【中高】HR合宿01

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中学校

中学校は、雨のため予定していたオリエンテーリングが中止となってしまいましたが、溶岩樹型や富士山レーダードーム、リニアセンターを見学。中高一貫コース高校1年生との交流では、中学校3年間の歩みを教えてもらい、自分たちの将来を見通し、目標を考える良い機会となりました。また、本合宿の一番の目的である生徒同士・生徒と教員との仲の深まりを実感することができました。

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1日目の夜には、中高新入生全員が参加するキャンプファイヤーを実施しました。自然に囲まれた中で火を囲み、歌やダンスを通して親睦を深めることで、学年やコースを超えた一体感が生まれました。この体験は、集団における仲間意識を高め、生涯心に残る思い出となりました。

新入生ホームルーム合宿は、高校・中学校生活の良好なスタートを支えると同時に、本校が大切にする教育理念と魅力を実感する貴重な機会となりました。この合宿で得た学びとつながりが、今後の学校生活において大きな力となることを期待しています。

202604_【中高】HR合宿10

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