インタビューシリーズ Episode 1011

ナザルバエフ大学(カザフスタン)研究員
アリーナ・コロベイニキ博士

ナザルバエフ大学(カザフスタン)の研究員であるアリーナ・コロベイニキ博士が、東洋大学バイオ・ナノエレクトロニクス研究センターを訪問し、同センターの研究者と共同研究を行いました。

自己紹介をお願いします

こんにちは、ナザルバエフ大学のアリーナ・コロベイニキです。ナザルバエフ大学は、カザフスタンの首都アスタナにある公立の研究大学です。2010年にカザフスタン大統領のヌルスルタン・ナザルバエフにより創立された新しい大学で、世界中の国から集まった教員とスタッフが多く、学内では英語が使われています。

最近の研究テーマは何ですか?

私の研究テーマは排水の脱水銀化に用いるための、貴金属ナノ粒子でコーディングされたシリカの生成です。

なぜ科学者になろうと思ったのですか?

中学時代の教員の方々の影響が大きいです。その頃に学んだ化学や生物学、テクノロジーを基礎として、今の研究を行っています。

カザフスタンでの生活について教えてください

カザフスタンは、何よりも気候が厳しいですが、とてもいい国です。カザフスタンは世界で9番目に面積が大きい国ですが、人口はとても少なく、1平方キロメートルあたりの人口は6人以下です。カザフスタンの気候は、砂漠地帯から大陸性気候まで幅広く、国土の様子も地方によってとても異なります。ハイキングやバックパック旅行、スキーができる手付かずの自然も残っています。また、カザフスタンの二大都市であるアルマトイとアスタナは、活気あふれる発展した大都市です。ただ、国土が広いので隣の都市がとても遠く、数時間車を運転しても小さな村すら通り過ぎないこともあります。

BNERCでの研究はどうでしたか?

たった数週間で大変興味深い研究結果を得ることができました。それ以上に、BNERCのようなすばらしい施設で研究できてよい経験を得ることができたことが何よりの収穫です。

研究者としての夢は何ですか?

廃棄物による環境への悪影響を軽減するため、自己分解性の梱包材料のほかグリーンケミストリーを基に廃棄物処理の技術を開発したいと思っています。

 

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