大学院理工学研究科電気電子情報専攻の博士前期課程の2023年度修了生の長島直輝さんと田丸英駿さんがそれぞれ執筆され、在学時に電気学会論文誌(電子・情報・システム部門誌)に掲載されていました2件の論文が「論文奨励賞」を受賞しました。2024年9月に表彰式が挙行されました。
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本賞は2023年度の電気学会論文誌(電子・情報・システム部門誌)に掲載された多数の学術論文の中で優秀と認められた論文に与えられる賞で、2024年9月に表彰式が挙行されました。
長島さんの論文は「RGB色有機EL照明を用いた光信号多重通信システムの開発」という題名で、蛍光灯に替わる照明として期待される有機EL照明の発光に含まれる複数色の光を活用して、照明機能は維持しながらも複数信号を同時通信できる通信システムの開発について解説しました。
長島さんは2022年にもIEEE国際学会TJCAS2022における口頭発表においても「Best Student Presentation Award」を受賞されています。
【受賞:表彰】電気電子情報専攻-博士前期課程1年の松井文也さんと佐藤龍太郎さん・長島直輝さんの3名が国際学会にて最優秀発表賞を受賞しました
田丸さんの論文題名は「金属薄膜のIH加熱に関する研究」で、道路のカーブミラーの結露防止に向けて、昼間の再生可能エネルギーを活用して夜間にミラーの鏡面自体を効率的に発熱させることができる誘導加熱システムを提案し、ガラスやステンレスなど任意の鏡面構造における加熱電力の設計手法を開発し、加熱コイル構造お最適化について解説しました。
田丸さんは2023年に電気学会の電子回路研究会で「技術委員会奨励賞」を受賞されています。
電気電子情報専攻・田丸英駿さんが電気学会の電子回路研究会で「技術委員会奨励賞」を受賞