【受賞:表彰】電気電子情報専攻-博士前期課程1年の松井文也さんと佐藤龍太郎さん・長島直輝さんの3名が国際学会にて最優秀発表賞を受賞しました


電気電子情報専攻 博士前期課程1年の松井文也さんが国際学会で「Best Presentation Award」を受賞

電気電子情報専攻 博士前期課程1年の松井文也さんが2022年11月2日に電気学会主催の国際学会2022AVIC(2022 International Conference on Analog VLSI Circuits)において口頭発表を行い、「Best Presentation Award」を受賞しました。
受賞発表は「Enabling Signal Input and Output by Voltage and Reducing Circuit Area for Exponentiation Conversion IC」で、研究内容とプレゼンテーションが優れていると認められました。

受賞発表の内容

松井さんが設計した信号処理IC(集積回路)は、信号を任意のn次関数に即時変換できる小規模アナログ回路であり、センサーなどの非線形性補正に活用できます。今回は電圧信号を入出力可能として実用性を高めると共に、回路面積を最小化する数学的設計手法を考案できたことが高く評価されました。口頭発表後のポスターセッション審査も経て、社会人を含めた発表者の中から1名だけ選出されました。


電気電子情報専攻 博士前期課程1年の佐藤龍太郎さんと長島直輝さんがIEEE国際学会で「Best Student Presentation Award」を受賞

電気電子情報専攻 博士前期課程1年の佐藤龍太郎さんと長島直輝さんが2022年11月26日にIEEE主催の国際学会TJCAS2022 (The 9th Taiwan and Japan Conference on Circuits and Systems)において口頭発表を行い、「Best Student Presentation Award」を受賞しました。
受賞発表は「Study on the characteristics of mutual conversion between thermal and electrical energy in Peltier devices」と「Study on Optical Multiplex Signal Communication System with RGB Color OLED Lighting」であり、研究内容と発表が優れていると認められました。

受賞発表の内容

佐藤さんは熱と電気のエネルギー変換に活用されるペルチェ素子に対して、相互変換が同時に生じることを明らかにして等価回路を考案しました。変換システムに回路適用することで設計精度が大幅に向上できることを示しました。
長島さんは蛍光灯に替わる照明として期待される有機EL照明の発光に含まれる複数色の光を活用して、照明機能は維持しながらも複数信号を同時通信できるシステムを開発しました。試作により信号の高速化と信号間の漏れ込みの課題が解決できたことを確認しました。

受賞した佐藤龍太郎さん(右)と長島直輝さん(左)

 

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